大海賊「村上水軍」の財宝を求め、美しい瀬戸内海に浮かぶ島を舞台に繰り広げる、少女とその仲間たちの冒険物語を描いた『瀬戸内海賊物語』がいよいよ、本日5月31日から全国公開となりました!

そしてこの度、新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶を実施いたしました。
舞台挨拶には主演の柴田杏花さんをはじめ、葵わかなさん、内藤剛志さん、中村玉緒さん、大森研一監督が登壇!
先日発表された2014年本屋大賞「村上海賊の娘」など、全国的に注目を集めている瀬戸内地方を舞台に描いた本作は、潮流激しい瀬戸内海に負けない船出を切ることができました!

また、公開前の5月27日が内藤剛志さんの誕生日ということで、舞台挨拶内では、娘役の柴田杏花さん、そして葵わかなさんから、内藤さんへ誕生日ケーキと共に、葵さんによるイラストを添えたメッセージカードもプレゼント!更には誕生日ケーキを柴田さんから、内藤さんへ食べさせてあげるシーンも!

50代最後となる59歳の誕生日に、「思い出に残る誕生日になりました!」と内藤剛志さんもとても喜ばれ、始終、とても暖かい舞台挨拶となりました。

■『瀬戸内海賊物語』初日舞台挨拶 概要 
【日時】5月31日(土) 13:40(上映終了後)

【会場】新宿ピカデリー スクリーン6

【登壇予定】※敬称略
柴田杏花、葵わかな、内藤剛志、中村玉緒、大森研一監督

【MC】MIC

<ご挨拶>
●MC:
それでは、監督・出演者の皆様から、初日を迎えられたお気持を伺って参りたいと思います。

●大森研一監督:
今日は、ありがとうございました。
約3年前に執筆をはじめて、2年前の夏に撮影をしました。
それから仕上げも含めて、ようやく本日の公開を迎えることができて、とても嬉しいです。今日から幕明けとなりますので、皆さん是非応援していただけたら嬉しいです。

●柴田杏花さん:
撮影は今から約2年前に行ったんですが、子供たち4人ともみんな仲が良くて、特にわかなとは、一緒のホテルだったので、朝から寝る時まで、ずっと一緒で隣にいたので、家族みたくなっていました。
なので、東京に帰ってきて、隣にわかながいないのが、何だか不思議で、少し寂しかったです。

撮影では、初めてのことをたくさん経験させていただきました。
笛や泳ぎや舟を漕ぐのも初めてでしたし、主演というのも今回が、初めてだったので、緊張しましたし、不安もありましたが、皆さんに助けられて、支えていただき、のびのびと楓を演じることができました。

そうして、今日こうやって皆さんに映画を観ていただくことができ、感謝してます。ありがとうございました。

●内藤剛志さん:
僕たち俳優は、1シーンごとに「スタート!」「カット!」と、撮影を繰り返していき、映画が出来上がっていくのですが、その時はまだ、終わった感じがしないんですよね。やはり、こうして皆さんに観ていただいて、ようやく撮影が終わるんだと感じています。

今日は初日です。初日に来ていただける皆さんは、特別なお客様だと思っています。僕は映画は種だと思っているんです。映画館に来た皆さんがその種を持ち帰ってもらい、それを皆さんの心の中で育てていっていただきたいと思っています。

映画を観てもし、気に入っていただけたら、ご家族やご友人に是非勧めていただき、もっとたくさんの花を咲かせていただきたいです。
皆さん宣伝のほど、よろしくお願いします。

●葵わかなさん:
撮影は約2年前だったんですが、私はその時は中学2年生で、杏花は中学1年生だったんですが、お互いこの2年でとても変わったと思います。
今日は初日ですが、まだいまいち実感が湧かないところもありますが、こうして皆さんが観にきてくださって、とても嬉しいです。
年齢問わず、たくさんの方々に観ていただけたらと思います。
今日はありがとうございました。

●中村玉緒さん:
私も映画女優だったということを知らない方もいるかもしれないですが(笑)、
私も映画が大好きなので、今回こうしてチャンスいただき、出演することが出来てとても嬉しく思っています。

この年になっても、映画の中で、普通の素顔の私で演じることが出来てました。
今日この場にいる私は、しっかりお化粧をしていますが、映画の中では、素顔の私も観れるので、そこも是非注目して観ていただけたらと思います。

それと、今日、久々に柴田さんと葵さんにお会いして、2人がとても成長して立派になられていて…撮影したのが約2年前だったのですが、2年経つとこういう風に成長するんだなと改めて感じました。
今日はありがとうございました。

●MC:
ありがとうございました。さて、今月23日は大森監督、そして、先日27日は内藤さんのお誕生日ということで、このようなものをご用意しました!

(ここでキャスター付きケーキがステージ中央へ登場)

●MC:
本日より全国公開となり、大海原へ出航するという意味も込め、舟型のバースデーケーキを作りました!内藤さんいかがですか?

●内藤剛志さん:
すごいですね!
これは何処から食べればいいんですかね?これは舟型だし、もしかして木で出来てるのかな?食べられるんですか?(笑)

でも、もう来年は還暦ですよ。そろそろ僕も定年退職かなと思います(笑)。
そういえば、僕が23歳、24歳の時に初めて大役をいただき、演じたときも、お母さん役として、玉緒さんが一緒に出演してくれていましたよね。こんな大きくなりました。お母さん(笑)。

●MC:
ちなみに内藤さんは今までで、思い出に残っている誕生日などは、ありますか?

●内藤剛志さん:
あまり誕生日は良い思い出がないんですよね(笑)。
今日もこれから、嫁と娘と嫁の母はパーティーで、みんなでステーキを食べに行くみたいなんですが、僕はこれから仕事なんですよ(笑)。
なので、僕の誕生日は今日です!50代最後の誕生日ですし、本当に心に残る素敵な誕生日になりました!

●中村玉緒さん:
監督も39歳になられたということで、昔はやっぱり監督はみんな年齢も上で、年上だと思ってたんですが、大森さんもやはりお若くて、私たちは監督のことを「先生」と呼ぶのが普通だったんですが、大森さんはそう呼ぶと振り向いてくれないんですよ(笑)。

●内藤剛志さん:
やっぱり監督というのは頂点にいる方なので、自然と話すのも敬語で接するようにしていますよね。

(中村玉緒さんの方を向いて)
これでいいんですよね?お母さん(笑)。

●大森研一監督:
内藤剛志さんは大先輩で、今回こうして一緒にお祝してもらえるのは、とても嬉しいし、光栄です。撮影現場でも、とても勉強させていただきました。
僕も内藤さんのように熱い思いを持って、これからやっていきたいと思っています。

●MC:
さらにここで、柴田さんと葵さんから内藤さんへプレゼントがあります。
柴田さん、ご用意いただけますか?内藤さんと柴田さん前の方にお越しください。

●内藤剛志さん:
え、お金くれるの?(笑)

●MC:
違います!(笑)

●柴田杏花さん:
内藤さん、お誕生日おめでとうございます。
私たち(柴田さんと葵さん)で、このカード書いたんですが、内藤さんのように素晴らしい俳優さんになれるように頑張りたいです。
おめでとうございます。

(ここで柴田さんから、葵さんが内藤さんの似顔絵が描いたバースデーカードをプレゼント)

●MC:
続いて、大森監督と葵さん、前の方にお越しください。

●葵わかなさん:
大森監督、おめでとうございます。
今回、作品で一緒にお仕事させていただいて、勉強になることがたくさんありました。また、是非ご一緒させていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

(ここで葵さんから、大森監督の似顔絵が描かれたバースデーカードをプレゼント)

いつも日焼けをして顔が赤かったので、それを意識して描いてみました!

●大森研一監督:
なかなか似てますね(笑)。
ありがとうございます!嬉しいですね。

●MC:
それでは、おいしそうなケーキもありますので、召し上がって頂きましょう!
では娘から父へのプレゼントということで、柴田さん、内藤さんに食べさせてあげてください!
それでは、どうぞ!

(ここで、柴田杏花さんが内藤剛志さんへケーキを食べさせる)

●MC:
内藤さん、お味はいかがですか?

●内藤剛志さん:
食べれますね!木じゃなかったんですね(笑)。

甘すぎず美味しいです!
あとでゆっくりいただきます。

●MC:
最後に、これから観られる方へ柴田さんからメッセージをお願いします。

●柴田杏花さん:
瀬戸内海の素晴らしい景色の中、私たちが冒険をしています。
観ていただく世代の方々によって、それぞれ感じ方が違うと思うのですが、「私たちにとっての本当の宝物って何だったんだろうな?」と考えさせてくれる映画になっていると思います。

皆さん是非、1回と言わず、2回、3回と見に来ていただけたらと思います。
よろしくお願いします。