ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔として、半世紀以上も世界中で愛され続けている「眠れる森の美女」。…に隠されていた、“禁断の呪い”が生んだ究極の愛の物語を描いた『マレフィセント』(7/5公開)が、全米公開を前に、5月28日(日本時間5月29日)にアンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニングら主要キャストの登場するワールドプレミアがハリウッドのエル・キャピタン劇場にて実施された。
 
 本作の主人公は、「眠れる森の美女」のヒロイン、オーロラ姫…ではなく、彼女に“永遠の眠り” の呪いをかけた邪悪な妖精マレフィセント。マレフィセントを演じるのは、多くの女性から羨望の眼差しを受ける女優、アンジェリーナ・ジョリー。彼女の人生とリンクする点が多いこのキャラクターは、その見た目のみならず、マレフィセント=アンジェリーナ・ジョリーと言っていいほどのはまり役で、初めてディズニー映画出演を果たしている。
 
 ワールドプレミアには、主演のアンジェリーナ・ジョリーをはじめ、オーロラ姫を演じたエル・ファニング(『SUPER8/スーパーエイト』 など)、マレフィセントに仕えるカラス ディアヴァルを演じたサム・ライリー(『オン・ザ・ロード』 など)、オーロラの父であるステファン王を演じたシャールト・コプリー(『第9地区』『エリジウム』 など)ら主要キャスト陣に加え、ロバート・ストロンバーグ監督ら製作陣も顔を揃えカーペットに登場。そんな豪華なプレミアイベントに集まった2500人以上のファンは大興奮。中でも最も注目を浴びファンが熱狂したのは、マレフィセントをイメージさせる妖艶なドレスに身を包んだアンジェリーナ・ジョリー登場したシーン。夫ブラッド・ピットと共にレッドカーペットに現れ、その美しい姿と溢れんばかりの愛感じさせる表情にファンだけでなく世界各国から集まった250人以上のマスコミ(ムービー:48台、スチール:68台)までもが酔いしれた。※アンジーの父であるジョン・ヴォイトもカーペット上に登場しました。
 
 大歓声を浴びながら登場したアンジェリーナ・ジョリーは「以前、私は子供をもつなんて考えてみなかったし、誰かを愛することも、愛してくれる人に出会うことも考えたことがなかった。でも人生の中には、それが正しい道だと感じる物事があるのよ。それに素直になれば、あなたを導いてくれる何かがそこに出てくるわ」と自身とマレフィセントを重ねながらブラッド・ピットや子供たちへ寄せる真実の愛についてコメント。ストロンバーグ監督は「人として強く、オンスクリーンでもオフスクリーンでもとてもパワフルだ。彼女はマレフィセントそのもの。内にマジックとパワーを持っている人だと思う。美しい生き方で他の人々から尊敬を集めていて、僕も彼女を尊敬する1人だよ」と共通点について言及した。
 さらに、オーロラ姫を演じたエル・ファニングは大勢のファンと豪華なプレミアに興奮気味で「とてもエキサイティングしているわ!夢が全て叶ったような気分だわ!」と語り、共演したアンジェリーナ・ジョリーについて「マレフィセントを演じる人物としてアンジェリーナ・ジョリー以上の女優は考えられないわね。彼女はとにかくパーフェクトだもの。ルックスも何もかもね。」と語り共演についても「初めての共演だったけど本当にずっと最高だった!」とコメントした。
 
 「眠れる森の美女」では封印されていたマレフィセント自身の過去も描かれるという『マレフィセント』。さらに、監督やキャスト達も語るようにアンジェリーナ・ジョリー自身との共通点が多いというアニメーションからは想像できない事実をはらんだ本作。
 はたして彼女は何者だったのか? なぜオーロラ姫に恐ろしい呪いをかけたのか? そして、その呪いがマレフィセントとオーロラ姫にもたらす驚くべき運命とは…? “永遠の眠り”の呪いが生んだ究極の愛の物語『マレフィセント』は7月5日(土)全国ロードショー。