5月22日、ドリームステーションJOL原宿にて映画『好きっていいなよ。』のキスの日特別イベントが行われた。会場には川口春奈と福士蒼汰が来場し、待ち構えていたファンたちの「キャーッ」という黄色い声が次々と響いた。
 まず初めに会場にいる方々への挨拶。川口は「公開前にみなさんとお会いできる機会となり嬉しい。」と冷静にコメントし、続いて福士は「何年ぶりかに原宿に来た。若い勢いに押されて緊張している。」とはにかんでいた。
 本格的な恋愛映画のオファーを受けたときの気持ちを尋ねられ、川口は「夢があって、華やかな映画なので不安はあったが、みなさんのイメージに沿うように精一杯頑張った。自分自身の高校生活とは程遠い世界観だったので文化祭のシーンなどを楽しめた。」と応えた。女の子たちの憧れ、学校1のイケメンを演じた福士は、「モテ男という役柄が自分に勤まるのかと思ったが、全部楽しめた。高校時代は部活と勉強しかしていなかったのでボーリングやカラオケのシーンを凄く楽しめた。」と言った。
 16歳まで友達も恋人も作らずに生きてきた橘めい役を演じるにあたり、役作りは大変だったかと聞かれた川口は、「いろいろな思いを抱えている子なので、めいが成長する姿をどうやったら伝えられるかなとスキルが問われているようで難しかった。」と応えた。注目を集めているキスシーンの撮影について尋ねられた福士は、「何度もキスシーンをしたので、感情にのせるところやニュアンスが難しかった。監督と川口と周りのスタッフも交え、どのようなキスがいいか話し合った。」と語った。
 続いて全国の女子高生にアンケートをとっていた内容で相談コーナーが開かれた。最後にキスの日にちなみ、川口から福士の頬にキス。会場には悲鳴が沸き、川口は「すみません、ごめんなさい」とファンのことをいちばんに気遣っていた。

(Report:浜野真里)