本日、映画「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」の公開記念イベントを行いました。

本作『妹ちょ。』は、両親の再婚で義理の兄妹になった兄・夕哉と妹・美月の二人と、夕哉に恋をしたまま死んでしまい美月に取り憑く自称幽霊・寿日和が繰り広げる笑い×感動×ちょっとエッチな“兄×妹”ラブコメディ。
本日のイベントには妹・美月役の主演・橋本甜歌、幽霊・寿日和を演じた繭、主題歌のプロデュースを手掛けたtofubeats、伊基公袁監督が登壇。
「なんちゃって4Dトークショー」と題して、キャスト二人による劇中のシーンの再現(なんちゃって3D)と、美月をイメ—ジした「妹の香」を会場にふりまく(なんちゃって4D)、さらに事前にTwitterにて募集した“妹に言って欲しい一言”のなかから選ばれた一言を橋本甜歌と繭が実演するという盛りだくさんの内容で実施しました。

舞台上で劇中のシーンを再現することになった女優陣は、「もう忘れた!」と不安そうな様子をみせつつも、監督の「ヨーイ!ハイ!」のかけ声がかかるとさすが女優と言わんばかりの演技を披露し、カットがかかった後は「セリフを思い出すのが大変でした(笑)」(橋本)、「なつかしくなりました。」(繭)と笑顔で語りました。

続く“妹に言って欲しい一言”では、橋本「お兄ちゃん!ハンマーで吹っ飛ばすよ?」、繭「えーヤダー。お兄ちゃんの部屋のゴミ箱、なんか臭い!」とそれぞれのキャラクターらしい一言をチョイス。
橋本には実際に妹がいるというtofubeatsから「はあ。お兄ちゃんの服、なんで私が洗濯しなくちゃいけないの!?」、繭には伊基公袁監督より「ねえお兄ちゃん。背中に湿布貼って?ちょっと、手届かない!」とマニアックなリクエストも飛び出し、会場は妄想たっぷり&爆笑のうちにイベントを終了しました。

イベント名:映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』なんちゃって4Dトークイベント
開催日時:5月24日(土)20:00〜
会場:池袋シネマ・ロサ B1F(豊島区西池袋1−37−12)
登壇ゲスト:橋本甜歌、繭、tofubeats、伊基公袁監督 /MC:大森氏勝プロデューサー

Q:公開から1週間がたちましたが、周りの方の反応は?

橋本甜歌)私の周りではあまり話題に出すひとがいないのであまり分からないんです(笑)。
でもTwitterを通じてファンの方から「見ました!」とか「楽しかったです」とか来るのはうれしいです。

繭)私の周りは逆にみんな「すごい良かったよ」って言ってくれて、何回もみてくれてる子もいるみたいです。
みんな「女の子が観ても楽しめる映画だったよ」って言ってくれるのがすごく嬉しいです。
最近、Twitterでも女の子からの反響が大きくて、女の子もこんなに見てくれてるんだ!って思うとそれも嬉しいです。

伊基公袁)僕の周りは橋本さんと繭さんへの評価が非常に高くて、あんなに体を張って、尚且つお芝居も良いいと言われることが多く、
僕自身もそう言われることがとても嬉しいです。
橋本さんはTVや舞台挨拶はハイテンションなキャラで出演されていると思うのですが、
いま考えてみるとクランクインの1週間くらい前は、美月の世界観に入っていてクランクアップまですごくローなテンションで走り続けてくれました。
その役作りの集中力のすごさや、みなさんの感想を聞いて改めてこの映画に全精力を注いだんだなって思いました。

tofubeats)この脚本を読んで、「これがどう映画になるんだろう?」と思いながら主題歌を作りましたが、
実際に拝見したら想像を大きく超えて来たというか、キャストのみなさんの演技力のすごさはもちろんですが、なんだかんだ言って僕は終始爆笑しながら見ました。
最後は自分の曲が流れてほっこりするという、主題歌を担当してはいますがひとつの作品として満足度もありとても楽しませていただきました。

Q:橋本さんは、貞操帯をつけていることでも話題になりましたが、つけてみていかがでしたか?

橋本)付けてみた率直な感想は、形がかわいいなっていうことでした。
あと、自分の下半身の型を石膏でとって、恥ずかしかった記憶があります(笑)。

Q:繭さんもヌードで橋本さんとの絡みを演じていかがでしたか?

繭)同性との絡みはプライベートではまだ経験のないことで、しかも私がリードするシーンが多くて「どうしよう」って心配だったんですが
伊基監督とも綿密に打ち合せをして挑みました。
でも最後の方は、私自身が美月や甜歌ちゃんのことが愛おしくなってきて、だんだん抵抗なくできるようになったので良かったです。
ただ唯一、甜歌ちゃんの口に唾液を垂らすシーンがあるんですが、そこだけはちょっと大変でした(笑)。
一番最初は、水を口に含んで甜歌ちゃんの口に垂らすっていうのを演ったんですが、
モニターで見ている伊基監督が『だめだめ!これじゃ全然シャバシャバだ!』と怒りだして(笑)。
「もっとねちょっとしていないとだめだ」とおしゃっていたんですが、私は本物の唾液を甜歌ちゃんに垂らすのが申し訳なくて…。
スタッフさんが卵の白身を用意してくださったんですが、甜歌ちゃんが気持ち悪くなっちゃって、最終的には私の唾液で演りました(笑)。

Q:エンディングにかかる「HOW’S IT GOING?」についてこだわった部分などあればお聞かせ下さい。

tofubeats)「ほっこりもっこり」のほっこりの部分を担ってと依頼されていたのですが、
漫画もアニメも脚本も「もっこり」のほうがいっぱいあると思ったので「ほっこり」のほうは多分に注入しないとなと思いました。
本編のラストシーンもすごく良いシーンなのでその後に流れて、「いろいろあったけど最後はやっぱり兄妹だよね」と思えるような、
さらに、2時間のあいだのもっこりした邪念も忘れられる5分間ににしたいと思って作りました。
また、橋本さんのピュアっぽい歌声にも注目してください。

映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』では、6月1日(日)に本作品の写真集発売記念イベントも行います。
さらに、本日のゲストtofubeatsが手掛ける主題歌「HOW’S IT GOING?」のアナログ7”シングルのリリースも決定!

☆追加イベント情報☆
6月 1日(日)写真集発売記念イベント (14:45の回上映後) 池袋シネマ・ロサ ※チェキ撮影会あり

☆本日解禁・主題歌情報☆
「HOW’S IT GOING?」 神前美月 (税抜上代:1,400円/発売日:2014年7月中旬予定)
SPACE SHOWER MUSIC / JET SET (CATNO.:JS7S078/FORMAT:7″)
収録曲目 : Side-A : HOW’S IT GOING ? /Side-B :HOW’S IT GOING ?(Hercelot Remix)
製造元・販売元 JET SET http://www.jetsetrecords.net/

tofubeatsがプロデュースし、主演の橋本甜歌が映画の役名、神前美月として歌ったナンバー。
昨年にてんちむとして、でんぱ組.inc等と結成した企画ユニットで発表した「KAWAII GIRL」に続いての組み合わせということで、相性の良さは折り紙つき!
ニュー・ジャック・スウィング調の軽快なブレイクビーツに、アイドル・ポップス・マナーのセンチメンタルなメロディをのせた十八番展開のディスコ・ポップ・チューンで、まったく期待を裏切りません。
B面には、Maltineからリリースされたアルバム『Wakeup Fakepop』も好評だったエレクトロニカ〜チップチューン・トラックメイカーHercelotによるリミックスを収録。
キュートでコミカルなトイ・サンプルの数々と、奔放にスウィングするオルガンのメロディで装飾された渾身の傑作リミックス!