映画『2つ目の窓』河瀬監督、村上虹郎、吉永淳、松田美由紀、渡辺真起子、村上淳が公式会見に登場!
河瀬直美監督最新作『2つ目の窓』(7/26公開)が、第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、河瀬監督と共に出演者の村上虹郎、吉永淳、松田美由紀、渡辺真起子、村上淳が公式会見に登場いたしました!
登壇者:河瀬直美監督、村上虹郎、吉永淳、松田美由紀、渡辺真起子、村上淳
【フォトコール】 現地時間 5月20日(火)12:00〜 日本時間 5月20日(火)19:00〜
【公式会見】 現地時間 5月20日(火)12:30〜 日本時間 5月20日(火)19:30〜
■監督コメント
(賞にかける思いは?)
この組の賞にかける思いは世界一だと思っています。この作品に関わった人たちの技術や想いはとても素晴らしく、この映画で自分たちの欲望を満たすのではなく、大切なものを伝えたい。記録と言うよりも、自分自身の歩みが嘘ではなかったという証になればいいと思っています。
(自然の美について)
自然は本当に美しい。それと同時に怖さもあります。日本は3年前に大災害を経験しました。現在も故郷に戻れない人がたくさんいます。そういった自然の驚異にさらされながらも故郷にこだわるのはなぜなのか、ということを知りたかった。この映画は自然の驚異に耐える人間の底力を表現しました。奄美には神と人間の間を生きるユタ神様がいます。(松田さんが演じたこの役は)とても難しい役だけど、素晴らしい生き様を映画に刻み付けてくれました。
■村上虹郎コメント
映画もカンヌも初めてで、監督に出会えて本当に良かったです。現場はつらかったけれど、みんなに出会えてよかった。時間があまりなくて旅行みたいでカンヌに来ちゃったって感じです。ホテルもすごいところに泊まれて良かったです!
■吉永淳コメント
初めてのカンヌはあこがれの舞台で、今ここに立っていても実感がわきません。河瀬監督の作品に出演させていただき、スタッフやキャストのみなさんに杏子という人物を生かしていただきました。そのおかげでここにいることに大変感謝しています。
フォトコールの後に行われた公式会見には河瀬監督と主演の村上虹郎、吉永淳が登壇。会見の終りには、会見場に顔を見せていた松田美由紀、渡辺真起子、村上淳を監督が呼び込み、記者のみなさんに紹介する場面もあった。初の大舞台に緊張を隠せない吉永淳は緊張のあまり涙を見せる初々しさをみせた。