5月15日、新宿バルト9にて真夜中のウシジマくん世界最速上映祭が行われた。会場には山田孝之、崎本大海、やべきょうすけ、山口雅俊監督、加えてシークレットゲストとしてCOWCOWが登壇した。
COWCOWのあたりまえ体操闇金ウシジマくんver.披露で深夜にも関らず快活なスタートを切り、会場の雰囲気も温まってきたところで出演者登壇。山田は「平日のこんな時間にどんな人が来るのだろうと思ったが幅広いですね。」と冷静なコメント。一方の監督は「木曜の夜だし、遠くから飛行機で来てくださった人もいるのでプレッシャーだ。並大抵の舞台挨拶とは違うのでもし面白くなければ飴を配る。」とネタバレともなる飴を袋に入れてぎっしりと握り締めている。監督によれば山田くんは綾野剛くんがいたらもっとフレンドリーになるそうだ。
4年間のウシジマの思い出をひとりずつ振り返っているなか、やべきょうすけがコメントをし始めると、ポケットに潜ませていた飴を食べ始める山田。多種類あるカラフルな飴だがどれも気に入らないのか口に入れては顔をしかめて出しての繰り返し。そのような山田にやべは「先輩やぞ」と明るい関西弁でつっこみ。
撮影で大変だったことを聞かれると、山田は「食べ物を食べるシーンが多くて大変だった。食べたくないときに自分で選んでないものを食べるのは苦痛。」と答えた。このことに関連してやべはこの現場は年功序列ならぬ年収序列なので山田がご飯の支払いをしていたことを明かした。
監督がどうしてもやりたかった「可愛いものしりとり」をやり盛り上がったところで、最後にあたりまえ体操ウシジマくんver.を山田、崎本、やべがするというサ。それを見た監督は「山田君は全く恥ずかしくないということはないですよ。他の役を演じているときは恥ずかしくないらしい。」と山田のことを理解している監督ならではのコメント。
これで終了かと思いきや、山田から「クズを全うして演じている役者は本当にかっこいい。きついところもあると思うが集中して見て欲しい」とコメントがあり、やべのカウントダウンで小さなお金が会場に舞い真夜中の上映が始まった。

(Report:浜野真里)