この度、21世紀フォックスグループのFOXインターナショナル・チャンネルズ株式会社と映像配信サービスのひかりTVを運営する株式会社NTTぷららおよび株式会社アイキャストが共同で製作したアメリカ映画『シークレット・チルドレン』が本日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開いたします。

公開を記念した初日舞台挨拶がおこなわれ、監督の中島央氏にご登壇いただき、本作に対する熱い思いを語っていただきました。

◆開催日程:5月10日(土) 
◆場所  :ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷区渋谷)
◆登壇者 :中島 央 監督 (なかじま ひろし)

【イベント内容】
中島央監督にご登壇頂き、本作の製作のきっかけや撮影現場でのエピソード、作品に込めた思いなどについてお話し頂きました。

コメント
■中島 央監督
本作は「シークレット・チルドレン」というクローンに我々現代人を投影して描きました。
厳しい時代の中でどうやって希望を失わずに生き残るべきかという話を、この映画を通して伝えたいと思いました。
脚本を書いている段階から「この物語を伝えたい」という思いがあり、それが強かったからこそ企画から2年間という、今日という日を迎えられたと思っています。
私はシーンを短く切るよりも長回しでの撮影をするのですが、アメリカ人プロデューサーが嫌がるので強行突破で撮影しました(笑)
(撮影のエピソードでの思い出は)森での逃亡シーンではスタッフ総出で煙を起こしたのに、撮影準備中にせっかく起こした煙が全く無くなってしまって、非常に大変でした。

この作品は自分にとって大きな意味があり、これから映画監督を続けていく上でのターニングポイントとなりました。
何度も観ることで理解が深まる映画なので、ぜひ皆さん2回3回観に来てください。