原田マハの感動小説を映画化した日台合作映画『一分間だけ』が日本公開5月31日に先駆けて、台湾では9日に公開初日を迎えた。台湾公開初日には、住岡梨奈が台湾を訪問、自身初となる海外ライブを行った。ピーター・ホー、チャン・チュンニン、チェン・フイリン監督、ガン・リープロデューサーに加え、日本からは池端レイナも参加した初日舞台挨拶が台北市内の映画館で行われ、スペシャルゲストとして住岡梨奈が主題歌「一分間だけ」を披露。住岡梨奈と台湾キャスト陣は、3月に日本で行われたプレミア上映会以来の再会となった。住岡梨奈にとっては初めての海外となり、劇場舞台挨拶の前には、台北のライブハウスで初の海外ライブを行った。中国語での挨拶に集まったライブは「ナガレボシ」「言葉にしたいんだ」そして映画主題歌の「一分間だけ」などを披露。台湾のラジオで「一分間だけ」を聞き住岡梨奈のファンになったという台湾の学生たちは、生の歌声に聞き入っていた。そしてラストの「一分間だけ」が終わるとアンコールの歓声が起こり、大盛り上がりのライブとなった。「一分間だけ」は日本で5月28日発売となるが、リリースに先駆けて8日から日本、台湾ほかアジアでの配信が始まっている。

<住岡梨奈コメント>
今回のために初めてパスポートをとりました。3月に東京でピーター・ホーさんや監督とお会いしたときに、本当にファミリーな感じで温かくて、「一分間だけ」の歌を口ずさんでいただいていたり、海外に行ったことが無いとお話ししたら、「ぜひ台湾においでよ!」とおっしゃっていただいて、その時の出会いが今回台湾に来ることのきっかけになりました。台湾に来れて本当に嬉しいです。台湾は、聞いていた通り食べ物が美味しく、今回、小龍包や、監督がオススメしれくれた八宝冰(パーパオピン)などを食べましたが、どれも本当に美味しかったです。今回の主題歌「一分間だけ」は、自分も実家で犬を飼っていて、初めて飼った犬がゴールデンレトリバーでした。共作した音速ラインの藤井さんもペットを飼っていて、お互いペットに対して、分かっていてもやってしまっていたことなどを、色々話し合いながら楽曲を作っていきました。そして、人と人との間でも一緒にいる時間が時に当たり前になってしまいがちですが、気持ちを伝え合うことや、些細なことにも感謝することを大切にしたいという想いを込めて作りました。