世界で最も有名な絵画“モナ・リザ”。約500年前、レオナルド・ダ・ヴィンチの手により描かれ、その微笑みで世界中の人々を魅了し続けてきた一方で、そのミステリアスな表情や構図から様々な謎が浮かびあがり、多くの科学者や芸術家たちが解明しようと試みてきました。そんな“モナ・リザ”に隠された謎と、贋作をめぐる陰謀に迫るミステリー作品が誕生しました。
 主人公・凜田莉子は、高校までは学業万年最下位で劣等生だったが、豊かな感受性を活かした勉強法で驚異的な鑑定眼と記憶力を持つようになった“天才鑑定士”で難事件に巻き込まれては、次々と解決していきます。その“天才鑑定士”凜田莉子役に、綾瀬はるか。ロジカル・シンキング(論理的思考)を駆使し、膨大な知識と鋭い直感を武器に、日用品から美術品まで何でも鑑定するスーパーヒロインでありつつも、親近感の持てるチャーミングな役柄を、綾瀬が自身そのものとも思えるキャラクターで演じます。原作は累計400万部を突破している超人気ミステリー「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズ。遂に待望の初映画化を果たしました。本作はパリのルーヴル美術館で“日本映画史上初の本格撮影”を行うなど、フランスと日本を舞台に、邦画の枠を超えた壮大なスケールのミステリーエンターテインメント作品です!
 
 先日、4月24日に行われた「ジャパンプレミア」は、綾瀬はるか、松坂桃李、初音映莉子、村上弘明といった豪華キャストと佐藤信介監督が美術館をイメージした会場にて完成報告会見を行い、その後TOHOシネマズ 六本木ヒルズで約600名の来場者を前に舞台挨拶を行うなど華々しいイベントとなりました。
 
 そしてこの度、現地時間、5月5日20:00、映画の舞台・ロケ地となりました“ルーヴル美術館”にてパリプレミア凱旋上映を行いました。
主演の綾瀬はるか、佐藤信介監督が舞台挨拶に登壇。本編で披露した、流暢なフランス語で綾瀬が挨拶をすると、会場からは拍手が沸き起こるなど、早くも綾瀬の魅力に釘付けの様子でした。
 また、ルーヴル美術館では綾瀬はるかが再び本物の『モナ・リザ』と対面。さらにはレセプションパーティやフランスマスコミへの記者会見を実施するなど、本作にふさわしいスケールが大きく華やかなパリプレミアとなりました。
 
  <パリプレミア 日程>
【日時】2014年5月5日(月)〜5月6日(火)
【参加者】綾瀬はるか、佐藤信介監督
【日程】(日本時間との差:-7時間)
  5月5日(月)20:00(=日本時間6日朝3:00) 
             万能鑑定士Q」パリプレミア上映会 @ルーヴル美術館
         23:00(=日本時間6日朝6:00)
             レセプションパーティ 
  5月6日(火)12:00(=日本時間6日19:00)
            絵作り @ルーヴル美術館内『モナ・リザ』前
        14:30(=日本時間6日21:30) 
            記者会見 @ホテルロウゾン

<綾瀬はるか コメント>

【舞台挨拶コメント】
舞台挨拶の冒頭で、綾瀬さんからフランス語でご挨拶
長い挨拶をフランス語で行った綾瀬さんに、場内は拍手と笑顔とで暖かい雰囲気に包まれました。

「こんばんわ、私は綾瀬はるかです。今日は来てくれて有難うございます。パリの街は冬のアンニュイな感じ、そして今はキラキラしてて、色んな表情をした街並みは四季を楽しむ日本人の私の心にも響きます。モナリザの力もかりて、パリのみなさんの心にも響く映画になっていることを願っています。撮影にご協力頂きましたルーブル美術館、パリのみなさんに感謝します。本当に有難うございました。楽しんで見て下さい」

撮影時に初めてパリに来て、ルーヴル美術館の入口のところからピラミッドの迫力が凄くておおっ!と慄き、館内は絵画や像一つ一つにも見ごたえがあってそこで、撮影出来たのは夢のようなひと時でした。
モナ・リザの絵が重要な作品。ルーヴルで撮影をさせてもらえて、また、ここのルーヴル美術館で上映ができて光栄だなと思います。
世界的にも有名でフランスの皆さんには本当に馴染みのある絵だと思いますが、この映画を見てもう一度改めてモナ・リザの瞳に惑わされてみてください。楽しんでください。

【上映を終えて】
非常に充実した日々でした。
ルーヴル美術館で上映をして、フランスの皆さんに喜んでもらえたのはとても嬉しい。
皆さんが良い映画、印象に残る映画と観終わった方々の感想が良かったのは自信になった。
こんなに受けいれられるとは思ってなかったので本当に嬉しいです。
改めてルーヴル美術館の外観みて撮影は貴重な経験だったんだと思ったし、また来たいなと思いました。
レセプションパーティは初めての参加でしたが、皆さんで近くの距離で感想を言い合うのが良いですね。

<佐藤信介監督 コメント>

【舞台挨拶コメント】
ルーヴル美術館とフランスの皆さんに、ご協力いただいてできた作品。日本ではまだ1回しか試写をしておりません。一早くこちらで試写会をさせて頂くことになりました。どんなものでも鑑定する鑑定家が推理をしていく作品で、ファンタジックでもあり、見たことのない作品になっていると思います。

ルーヴル美術館とモナ・リザから出発する作品ですので、最初にこのルーヴル美術館から上映することが出来るのは、この作品にとって幸せだと思います。そして、こんなにモナ・リザを描いた作品も無いので、その意味でも、まずルーヴル美術館で上映することは、この作品にふさわしいのではないかと思います。

【上映を受けて】
ルーヴル美術館で撮影して、ルーヴルの方にルーヴルで見てもらうのは、よく考えたらかなり緊張する状況だった。しかし、映画を見て「凄いドキドキして面白かった」と凄く喜んでらっしゃった。色々撮影に協力いただいて出来上がった作品を楽しんでもらえたのは最高の試写会だった。

<映画をご覧になった現地の様子>
   
ルーヴル美術館のオーディトリアムで行われた上映会では、約300名の方々が映画をご覧になりました。
エンドクレジットが流れると、場内のお客さんから拍手が沸き起こりました。
拍手に促されるように綾瀬はるかさんと佐藤信介監督が立ち上がり、拍手に応えるとより一層の拍手が沸き起こり、エンドクレジットが終わるまで続きました。

【映画の感想】
・綾瀬はるかさんはフランスでもなかなかいない逸材の女優です。
・日本とフランスの交流にとってとても良い作品だと思います。
・魅力的な女優で、世界でも活躍するでしょう。
・日本版「ダヴィンチ・コード」だと思う。
・「ダヴィンチ・コード」以来の作品。リズムやサスペンスがあってそれ以上の素晴らしい作品だと思う。
・綾瀬はるかと初音映莉子、二人の女優のライバル関係が素晴らしかった。
・フランスの日本から見た視点が興味深い。日本とフランスの懸け橋になるでしょう。
・最初から最後まで彼女(綾瀬はるか)の動向に惹きこまれました。
・素晴らしい女優で、生で見れて良かったです。
・ドラマチックで見始めたら惹きこまれる作品です。
・サスペンスあり、笑いありの作品で美術や装飾も素晴らしかった。
・映像も見ごたえがあって良かった。
・凄いこの映画が好きです。ダイナミックで生き生きとしていて、これまであんまり日本映画を知らなかったんですが、このミステリーが好きでした。ブラボー!