古代ローマ帝国の浴場設計技師が、アイデアに悩みまくった挙句に現代日本の銭湯にタイムスリップするという、抱腹絶倒&空前絶後のタイムスリップ風呂映画『テルマエ・ロマエ』の映画化第二弾『テルマエ・ロマエⅡ』が、4月26日(土)<よい風呂の日>に公開されました。
2月26日(風呂の日)には都内の銭湯で製作報告会見を実施、3月26日(風呂の日)の完成披露イベントでは六本木に“風呂”クトリカルパレードを登場させ、4月9日(現地時間)にはイタリア・ナポリの世界遺産“カゼルタ王宮”でワールドプレミアを開催、4月21日には〝草津に歩みし百人“の101人目として殿堂入り、そして公開初日の4月26日が日本記念日協会により「テルマエ・ロマエ よい風呂の日」として正式に認定されるなど、これまで日本とイタリアを沸かし続けてきました。
そしてこの度『テルマエ・ロマエⅡ』が5月1日に台湾で公開となり、阿部寛と上戸彩が台湾の初日プレミアイベントに参加しました。
台湾では、前作『テルマエ・ロマエ』が2012年8月31日に、22館で公開。週末の興行収入ランキングで2週連続第1位を記録する大ヒットとなりました。そのヒットを受けて、『テルマエ・ロマエⅡ』は、2014年5月1日より42館で公開と、劇場数が倍増。台湾での日本映画の公開規模としては最大級となりました。
初日イベントにあわせて台湾松山空港に到着した阿部は、空港に詰めかけた14のテレビ局ほかマスコミと熱狂的なファン、総勢約100名の熱烈な歓迎を受けました。また初日イベントの前に二人は、台湾北部の温泉地、北投温泉を訪れ、台湾最古の公衆浴場と言われる「瀧乃湯」と、北投温泉の源泉・地熱谷を見学しました。
初日プレミアイベントとして、二人は、台湾最大のイベント会場「VieShow信義」に敷かれた長さ50mのレッドカーペットに登場。雨にもかかわらず集まった2,000人のファンと、120社のマスコミ(香港、中国のマスコミ含む)に迎えられました。
阿部は「結婚できない男」「HERO」などのドラマが台湾で大ヒットし、また上戸は「あずみ」以来の大人気でそれぞれ「寛叔(クゥアンスー)」「彩妹(ツァイメイ)」の愛称で親しまれています。その二人がステージに到着し中国語タイトル「羅馬浴場Ⅱ」の看板の前に登壇すると、場内のボルテージは最高潮に。二人が中国語であいさつをすると、大歓声があがりました。二人はステージ上で挨拶後、台湾初日プレミアイベントの成功を祝うくす玉を割りました。
その後、映画館「台北信義 VieShow」で計2回、400人の台湾のお客様を前に舞台挨拶を行いました。このチケットは発売開始7分で売り切れたプラチナチケット。台湾での初日に駆け付けたファンに向けて二人は感謝の言葉を贈りました。

二人のコメント
阿部:「(中国語で)みなさん、こんにちは。阿部寛です。台湾、愛してます!」
   台湾に来るのは3回目で、前回は12〜13年前に映画の撮影で来ました。今回はこうやって皆さんに歓迎してもらえたことが嬉しいです。先ほどレッドカーペットを歩きましたが、雨の中、多くの方が集まってくださり、台湾の方が笑顔で迎えて下さって、すごくうれしかったです。台湾のお客様のあたたかさに感動しました。前作に続き台湾の皆さんが「テルマエ・ロマエ」を愛して下さっていることを聞き、今回、Ⅱを台湾で上映して下さることを感謝しています。僕らキャスト一同、外国の方に近づくように濃い顔を揃えて思いっきりやらせて頂きました。皆さん、楽しんでください。
上戸:「(中国語で)みなさん、こんにちは。上戸彩です。みんな、愛してます!」
   私は台湾が初めてですが、マッサージ、火鍋、かき氷を楽しみました。日本でも台湾式マッサージが大好きでよく行きますが、本場のマッサージを体験して今日は体が軽くて幸せです。今日はレッドカーペットを歩きましたが、日本でもこんな声援を受けることがなかなかないので、すごく嬉しかったです。落ち込んだ時は今日を思い出して頑張りたいと思います。外はどしゃ降りですが、台湾の皆さんが応援に来て下さって感動でいっぱいです。皆さんの応援で雨なんて忘れちゃいました。Ⅰが台湾で大ヒットして2週連続1位になったというニュースを日本で見て、とてもうれしかったのと台湾に行きたいと思ったことを思い出しました。こうしてⅡを台湾で上映できること、公開日に皆さんに会いに来られたことを、すごくうれしく思っています。皆さん、2時間爆笑してください

台湾では「遇水即発(水にあたるとよいことがある)」ということわざがあるそうですが、お風呂映画で雨のプレミアイベントという水尽くしに、台湾での大ヒットを確信する初日となりました。また日本では、4月30日まで(公開5日間)で興行収入10億円を突破。『テルマエ・ロマエ』がアジアを席巻しております。