本年度アカデミー賞で主題歌賞・長編アニメーション映画賞をW受賞し、世界興収で歴代アニメーション映画史上No.1、日本でも興行収入が110億円を超える記録的大ヒット躍進中のドラマティック・ミュージカル『アナと雪の女王』の音楽が、広く日本でも親しまれる現象が巻き起こっており、4/26(土)本日より、全国約85の劇場で、主題歌「Let It Go」など劇中歌9曲をみんなで歌うことができる“『アナと雪の女王』みんなで歌おう!歌詞付き/日本語吹替版・字幕版(限定公開)”を公開となった。

今回の特別上映は、アメリカで公開され好評を博した、映画を見ながら皆で歌う“シング・アロング版”の話題を受けて、ファンの方より「日本での公開してほしい。」「一緒に歌いたい。」という声が多数あったことから、G.W.の特別企画の興行として限定上映することが決定したもので、上映前に歌のミニレッスン付きの企画上映を実施したシネマイクスピアリでは120キャパのシアターが満席となる盛況ぶり。アナやエルサを連想させる衣装で来場する人も多く見られた。ミニレッスンでは、ナビゲーターによるアドバイスを受けながら、主題歌♪「Let It Go〜ありのままで〜」を合唱すると、劇中のフリ真似をする人も。本編スタート後は、劇中曲9曲にあわせて、会場に詰めかけた来場者の歌声が響いた。

いち早く体験した人に話を聞くと、「今日4回目の鑑賞なのですが映画をみながら歌うことで、よりアナやエルサに共感することができて、これまでよりもっと作品に入り込むことができて、今までと全然違う感動を味わいました。」と20代女性。「すごく楽しかったです。」とかわいらしく語った女の子は、エルサをイメージした衣装に身を包み「Let It Go」のサビをフリ付きで披露してくれた。ほかにも「家で練習してきました。歌っているほうが楽しかった。声を出して歌えて、面白かった!」(小学生少年二人組)、「子供と一緒に来ました。大人は本当に歌うんだろうかと思っていたら、みなさんが声をだしていたので私も歌ってみたらとても気持ちよかった。」(30代母親)、「楽しかった。後ろから歌も聞こえてきて、歌いやすかった。」(40代男性)といった声があり、多くの人がみんなで歌うことに楽しんだ様子だった。

G.W.の初日とともに始まった【3D日本語吹替版】と【みんなで歌おう!歌詞付版】は、日本全国で新バージョンとして公開され、満席の劇場も出てきており、『アナと雪の女王』がG.W.のレジャーとしても親しまれている模様。老若男女を魅了する「アナと雪の女王」は4/23(水)の時点で、すでに興行収入111億円を突破。2003年の『ファインディング・ニモ』の数字を超え、日本での洋画アニメーション作品ナンバーワンの記録を更新したばかり。

この後の本格的なG.W.興行に向けて、“アナ雪”旋風がさらに拡大するのか、ますます目が離せない。