この度、『下妻物語』で映画デビューし、『ヘブンズ・ドア』『桜、ふたたびの加奈子』や、「白夜行」等テレビドラマで活躍する女優・福田麻由子が20歳にして、さらなるステップアップを目指し、“大人の新境地”に挑戦した、日・仏合作の作品『FLAREフレア』が本日、4月26日(土)の公開初日を迎え、単独初主演の福田麻由子さんと、「銀の匙 Silver Spoon」で活躍した広瀬アリスさん、大塚祐吉監督が登壇し舞台挨拶を行いました。

満席となった劇場で、それぞれが本作に懸ける思いを語ってくださいました。

『FLARE フレア』 初日舞台挨拶レポート

◆開催日程:4月26日(土) 
◆場所  :シネマート六本木(港区六本木)
◆登壇者 :福田麻由子、広瀬アリス、大塚祐吉監督

【イベント内容】

コメント
■福田麻由子さん(主演:三井フレア)
18歳の冬にお話をいただいた作品で、今の自分にしかできない作品だと思いました。
フレアは自分の感情を表に出さない女の子で表情や目線がすごく難しかったです。
今後また合作の依頼があったら、やってみたいです。今回の現場は英語、仏語、日本語と3つの言葉があって大変だったのですが、言葉が通じなくても、1つの作品を一緒に作っていると不思議と意思の疎通が出来たりして、すごくドキドキする経験だったのでまたぜひやってみたいです。
この作品に出てくる人達は皆ちょっとダメで恥ずかしい人たちなんですけど、1人1人は本気で一生懸命だけど、滑稽で共感してもらえる所もあって面白いと思います。

■広瀬アリスさん(相川さき)
福田さんとは現場でも「フレア」と「サキ」の関係だったので、トゲトゲした感じで話をしていました。大塚監督の前作に出演させて頂いた際に、爆発したような女の子の役がやりたいと言って、今回サキの役を頂き、今までとは違う新しい広瀬アリスが見れる作品になったと思います。
サキは最初からフレアと距離を詰める子でわたしと違いガツガツしていたところが演じていてとても難しかったです。
合作はぜひまたやってみたいです。言葉や文化も違って日本とはまた違った緊張感とドキドキだったので、
もう一度体験したいです。
今回の映画、まともな人が1人も出てきません。でも登場人物が今を生きている姿をぜひ皆さんに見て頂きたいです。
あと喧嘩のシーンの生音も楽しみにして下さい。

■大塚監督
福田さんはシリアスな役だったのですが、1カットだけ素で笑っているシーンがあるのでそこは見所です。また、広瀬さんは前作で消化不良だったようなので今回はリハーサルの時からガンガン飛ばしていて、本気で喧嘩のシーンを演じて頂き、普通映画は音声を後づけするのですが、今回は生音も使っています。(笑)
撮影が終わって約1年半経ちました。映画を作る際色々問題はあったけれど、皆様に見て頂く為に皆で力を合わせて作りました。最後まで楽しんで観てください。