映画『人生はマラソンだ!』猫ひろし“本気のランニャー・トーク”
オランダ本国で動員30万人を超える大ヒットを記録した涙と笑いの人生賛歌エンターテインメント、映画『人生はマラソンだ!』を初夏より、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開いたします。
本日、映画公開に先立ち、雑誌「ランニングマガジン・クリール」(ベースボール・マガジン社刊)との共催でお笑いタレント・猫ひろしさんをゲストにお招きしてトーク付き試写会イベントを行いました。
■ゲストプロフィール:猫ひろし(36歳) お笑いタレント/マラソン選手(カンボジア国籍)
■進行役:樋口幸也「ランニングマガン・クリール」編集長
「ランニングマガン・クリール」 すべてのランナーのためのランニングマガジン
出版社:ベースボール・マガジン社 毎月22日発売 ¥820(税込) http://www.sportsclick.jp/
赤いTシャツに青いショートパンツのランナースタイルで猫ひろしさんが登場、開口一番「カンボジアから来日した猫ひろしです!」(猫さんは現在カンボジア国籍)と挨拶し場内は「猫ひろし」コールで盛り上がった。本イベントは「ランニングマガジン・クリール」読者限定で行われた。まず映画の感想は、「ボクがマラソンを始めたのは6年前、30歳になってから。映画の登場人物が<陸上競技>とかけ離れた人たちで、不摂生をしているのを見て”オレと同じ”と思った。マラソンにのめり込んでいく姿に共感しましたね」と猫さん。そもそもマラソンを走るようになったきっかけは、「某番組で走ったあとに番組やマラソン大会から声かけられるようになって、イヤらしい話ですけど、”走る”って仕事になるんだなと思った」とのこと。本作の登場人物たちは税金を滞納したことから失業の危機に陥りスポンサーからの収入目当てでマラソンを始めたのだが、猫さん自身「(自分も)芸人として倒産の危機に瀕してマラソン始めたようなもんですから!」と自虐ネタで会場の笑いを誘った。走りだして変わったことは?との質問には、「今はもうマラソン中心の生活。毎日30km走っているんですよ。仕事終りの飲み会とかもあんまり気が進まないというか。それに大体飲み会いくと「お酒飲むの?」って聞かれるんですよね。で、ボクの前にはメザシとか野菜とか、なんかスカスカなものを並べてくれる…。もちろん食事は気をつけてます。ボク、54kgあったのを46kgまでおとしたんですよ。これって元横綱の曙さんでいうと50kgに相当するんです」。週末の芸人としての営業は学園祭やパチンコ店が中心だったが、いまや毎週末のように全国のマラソン大会にゲストランナーとして出場。芸人仲間も猫さんの影響で走りだすひとが増えていったという。この映画を誰といっしょに見たいかという質問には、「身近なひとと一緒に見たいですね。たまにいるんですよ、嫁に内緒で走っているランナーの方って。洗濯物もこっそりコインランドリーでやってるっていう人が。ボクは家族から理解されているからいいですけど、そういう人こそ身近な人と見たらいいと思う。全ランナー必見!」と答えた。そんな猫さんにとって、マラソンとは何か。映画のタイトルにかけて、聞いてみた。「人生はマラソンだ!マラソンは<ネタ>だ!ニャー!!」。