映画『テルマエ・ロマエII』“草津に歩みし百人”101人目に、阿部寛演じる“ルシウス”が殿堂入り!阿部寛&上戸彩が浴衣姿で喜びの会見!!
全6巻累計900万部を誇るヤマザキマリの大ベストセラーコミックを原作に、阿部寛を主演に迎え2012年4月に実写映画化された『テルマエ・ロマエ』は、興行収入59.8億円という大ヒットを記録。第37回トロント国際映画祭正式招待、第36回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞と、空前のお風呂ブームを巻き起こしました。その『テルマエ・ロマエ』のパートⅡ、SF(すごい風呂)超大作映画『テルマエ・ロマエⅡ』がついに完成しました。2月26日(風呂の日)には都内の銭湯で製作報告会見を実施、3月26日(風呂の日)の完成披露イベントでは六本木に“風呂”クティカルパレードを登場させ、そして先日4月9日(現地時間)にはイタリア・ナポリの世界遺産“カゼルタ王宮”でワールドプレミアを開催しました。
そしていよいよ4月26日(土)<よい風呂の日>の公開を直前に控え、4月21日(月)、本作に登場し、ロケ地でもある草津温泉で、プレミア試写会が開催されました。草津温泉は、有馬温泉、下呂温泉と並び“日本三名泉”として数えられ、1日にドラム缶約23万本(4600万リットル、460万トン)の温泉が湧き出る自然湧出量日本一を誇る温泉で、温泉街のシンボル“湯畑”や名物の“湯もみ”が本編の中に印象的なシーンとして登場します。
草津では平成12年に、町制施工100周年を記念して、草津を実際に訪れたゆかりのある偉人・著名人から100人を、“草津に歩みし百人”として選出し、湯畑を囲む石の柵にその名前を刻みました。日本武尊(ヤマトタケル)、源頼朝、行基菩薩といった歴史上の人物から、石原裕次郎、渥美清といった名優までそうそうたる100人が名を連ねますが、このたび101人目として、阿部寛が演じた『テルマエ・ロマエ』の主人公“ルシウス・モデストゥス”の名前が刻まれることになり、阿部寛と上戸彩が草津温泉に招待されました。
当日はあいにくの雨でしたが、あでやかな浴衣姿で湯畑の前に登場した二人は、石碑設置の記念に“ルシウス・モデストゥス”の名前が刻まれた石碑の前で、山田寅幸草津温泉観光協会長と草津温泉のキャラクターゆもみちゃんとともに写真撮影をしました。その後、撮影でも訪れた湯畑を巡り、近くの足湯で久しぶりの“混浴”が実現しました。
その後二人は、ルシウスが現代の草津にタイムスリップした時に飛び出した「熱の湯」で、名物の「湯もみ」を観覧。その後、実際に湯もみを体験しました。「湯もみ」とは、草津の熱い源泉を水で薄めることなく入浴できるように温度を下げるため、長さ6尺(180cm)の板でお湯をもむ(かき混ぜる)草津の名物。湯もみ娘の指導を受け、二人は「草津よいとこ、一度はおいで・・・」と草津節を歌いながら、お湯を楽しそうにもみ、湯もみを満喫しました。
■囲み取材時の二人のコメント
(“草津に歩みし”101人目に選ばれたことについて)
阿部 あまりにも周りの方がすごい人物なので、嬉しい半面、恐れ多いです。
上戸 阿部さんでなくて、ルシウスの名前というのが面白いですね。でも、初めて聞いた時はすごいなと思いました。阿部さんの名前がよかったけれど(笑)次は阿部寛と上戸彩の名前が刻まれるように頑張ります!
(湯もみを体験して)
阿部 タイミングが難しかったですね。板をかなり下までおろすところが難しかったです
上戸 板が大きいし、水の抵抗もあるし、重くて大変でした(笑)
(熱の湯での撮影について)
阿部 本当に大変でした。この温泉に潜らなければならなくて・・・。エキストラさんが大勢いる中で全裸でいなければならず・・・複雑でした。今回はリラックスした気持ちで来られてよかったです。
(久しぶりに草津を訪れて、印象は)
阿部 撮影時とは違う印象ですね。湯気がもうもうとたって、前回と違う面が沢山見られてよかったです。湯もみであんなに湯気が上がる様子も、初めて見ました。
上戸 テルマエのロケ地を見に来ているようなミーハーな気持ちです。ここから(ルシウスが)出て来たな〜とか、ここを(二人が)歩いていたな〜とか。感動しています。
阿部 仕事とは違う感覚で来られて、ゆったりした気持ちになれて、ありがたかったですね。プライベートではなかなか来られないので。
上戸 こんな温泉の香りはなかなか味わえないので、嬉しいです。今日は足湯もできたので、あとは(まだできていない)おまんじゅうをお土産に買って帰りたいです。
すごく有名な温泉地というのは知っていましたが、湯もみや湯畑など、今回いろいろな面を知ることができてよかったです。足湯に入って足がぽっぽしています(笑)
その後二人は、草津温泉・ホテル一井の大宴会場で行われたプレミア試写会に参加しました。会場には、撮影に協力した地元の方200名が集まり、映画を楽しみました。上映後の舞台挨拶に登壇した二人は、地元への感謝と、日本が誇る温泉文化に対する敬意の言葉を述べました。その後、地元を代表して、草津温泉女将の会「湯の華会」歴代5人の会長が登壇、映画の感想を話しました。女将たちは撮影時から阿部の肉体美にほれぼれしていたようで、映画を観た女将からのラブコールに、阿部当人がタジタジとなる一幕もありました。
■舞台挨拶時の二人のコメント
阿部 このようなところ(旅館の宴会場)で試写をするのは初めてです(笑)。ここから皆さんの幸せそうな顔が見えますが、映画を見てそうなってくれたのかなと思うと嬉しいです。
草津は本当に美しい場所で、歩いているだけで楽しめますね。
日本人はもちろん、外国の方が来たらもっと驚いて楽しんでもらえるんではないでしょうか。日本人として温泉文化をとても誇りに思うし、日本の隅々に、そして世界中に広めていきたいと思います。
上戸 撮影は1年前でしたがいよいよ公開が1週間に近づきわくわくした気持ちでいっぱいです。 阿部さんのお尻を見られた人が沢山いますよね(笑)
映画の撮影は結構ハードなんですが、草津の撮影はお湯の音や鳥の音に癒され、自然の中ですごせてご褒美のような撮影でした。
お世話になった皆さんに、いち早く見て頂けて本当に嬉しいです。