映画『もういちど』たい平「歌丸師匠は元気です!」会見で“マーベラス”な爆笑大喜利を披露!
8月より全国のイオンシネマで公開となる映画「もういちど」の製作発表会見が江東区・深川江戸資料館で行われ、主演を務める林家たい平(49)をはじめ、福崎那由他(12)、富田靖子(45)、ゴリ(41)、大野百花(12)が江戸時代の衣装を着用し、登壇した。
たい平は今回の落語を題材として映画について「僕の人生は大学の時に落語と出会って豊かになった。この映画を観てみなさんも、日本人が忘れがちな大切なものを思い出してほしい」と語り会見がスタート。
本日クランクアップとなる撮影中の多忙な中、板屋宏幸監督も登場し「初めてこの江戸資料館に来たときに、この長屋を歩く当時の人々が見えた。舞台は過去ですがこの映画『もういちど』を観てもらえればタイトルの意味と、未来へのつながりもわかってもらえると思う」と映画をPR。たい平は「監督はカットが気に入ると“マーベラス!”と叫ぶんです。僕はまだ言ってもらってないけど・・・」と加えた。
撮影中の事について聞かれると富田は『もういちど』が初めて映画撮影を許可された作品となった江戸資料館のセットについて触れ、「江戸の長屋が忠実に再現されているところなので、普通の映画のセットよりもとても狭かった。でも、その狭さが共演者とスタッフをより身近に感じさせてくれて、より良い作品が撮れたように思う。キャスト・スタッフの距離が近くて楽しかった。」と発言。
そして、落語を題材とした映画ということから、映画「もういちど」にちなんだ謎かけがスタート。ゴリが先陣を切り「松次郎とおまさ夫婦(ゴリ&富田靖子)とかけまして、僕の故郷の沖縄とときます。そのこころは、年中アツアツです!」と発表すると、報道陣をはじめ出演者も「おお〜っ」と感心している様子。しかしその後、子役である福崎那由他が「お菊ちゃん(大野百花)の三味線の稽古とかけて、ヘビとときます。そのこころは、どちらも飲み込みが早いです!」と謎かけを披露。たい平もその見事さに驚きを隠せない様子。ゴリは「先に言ってよかった!後から言うのが、恥ずかしくなるほど上手いから焦った!」と笑わせ、最後にたい平さんが満を持して披露。「この映画の撮影とかけて監督から言われた一言とときます。そのこころは“みなさんOKだけどたい平さんだけもういちどお願いします”」です。と笑いを忘れず締めくくった。
報道陣から撮影中のエピソードを聞かれるとゴリが「たい平さんの落語を間近で見ると本当にすごい。扇子が串焼きに、手ぬぐいが焼き芋に本当に見えてくる。そのまま扇子や手ぬぐいを使って、『シルク・ド・ソレイユ』もやれるんじゃないですか?」と笑わせると、たい平もまんざらではない様子で笑っていた。最後に報道陣から、今入院中とされる歌丸師匠について聞かれると「師匠は元気ですよ!テレビ番組の撮影も、もうすぐ参加する予定なので。」と参加者たちを安心させた。