5月24日(土)より公開となる、前代未聞の痛快アニマル・スポーツ・エンタテインメント映画『ミスターGO!』が、ますだおかだの岡田圭右さんに登壇の応援ガヤ吹き替え収録イベントを行いました。

■日時:4月9日(水) イベント開始 9:30〜  場所:浜町スタジオ

■登壇者:岡田圭右(45)、ミスターGO応援団(応援ガヤ吹替参加の一般の方)、ゴリ男(ミスターGO!の着ぐるみ)

MC:本日収録するのは、ミスターGOにスタジアムで声援を送る応援団のガヤ。吹替えを行っていただくのは、一般公募したミスターGO応援団の皆さんです。そして本日の収録は、特別に、ガヤ指導員として特別ゲストにお越しいただきました。大のプロ野球ファン、そして、ガヤ芸人として日々、番組でガヤを飛ばし続ける、ますだおかだの岡田圭右さんです。どうぞ!
岡田圭右(以下、岡田):どうもどうもー!ウーーーッワォ!!(メガホンを打ち鳴らして)はい、自分のギャグを自分で応援しますよ!全てセルフです!芸能界のはなまるうどんと呼ばれております!

MC:映画をご覧になった感想をお願いいたします。

岡田:痛快です!例えて言うなら、色んな映画の良いところを全部凝縮している。『メジャーリーグ』、そして『キングコング』、ゴリラ使いの少女と大人との交流は『レオン』のような、その3つが「ギュウ!」と詰まったのが『ミスターGO!』です!

MC:大のプロ野球数好きの岡田さん、ごひいきのオリックスにゴリラが入団するとしたら戦力になりますか?

岡田:非常に戦力になりますね。そして我がオリックスには既にリアル「ミスターGO」がいます!ミスター・ペーニャです!

MC:本作の主人公であるゴリラを題材にした一発ギャグというのはありますか?

岡田:強引な展開ですね!おそろしい!ゴリラの一発ギャグ、ございます!「ウホッ、ウホッ、ウホホホホホホー、ゴリラ婦人でございます」。(マスコミ陣からの乾いた笑いに)「ミスターGO!」ならぬ、空気を止める芸能界の「ミスターSTOP!」でございます。これ、記事にしやすいですね!お願いしますね!空気を止めるので岡田はミスターSTOPと!

MC:それではミスターGO応援団のみなさまに登場して頂きましょう(ガヤ応援団登場)!

岡田:みなさん一様に不安の面持ちですね(笑)!

MC:岡田さん、ガヤの秘訣を教えていただけますか?

岡田:色んなガヤ芸人がいるなかで、いかに他の芸人と被らないか。オリジナルのガヤを出すか。みんなとあえてタイミングをズラしたり、あえてピントを外したりすることで、そのピントが外れたガヤにメインMCが喰いつくという。これ、本当のガヤの秘訣を言ってますね!ヤバイ!また、自分の得意分野に置き換えたオリジナルのガヤを入れるというのも良いですね。

MC:それでは岡田さんにガヤ吹き替えのお手本を見せて頂きましょう!

岡田:(映画のワンシーンを見ながら、ガヤで)打つの?どこいった?バビョーン!いえーい!イイヨー!シャチョー!カイチョー!ムチあぶないよー!走れー!良かったねー!

MC:ところどころ、よくわからない言葉が出てきたように思えたのですが…。

岡田:そうですね、そういうのがオリジナリティー!社長、会長、プロデューサーに弱いのでね、そういうのも出ちゃう。

MC:それではこれからガヤ応援団のみなさんはガヤの練習です。岡田さんには皆さんの隣でガヤを盛り上げてください。

岡田:(ガヤ応援団のガヤを聞いて)とても元気が良いですが、被っちゃってる。オリジナリティを入れると良いですね!(自転車好きと語ったガヤ応援団の一人に向って)「自転車乗ったらどうなるんだろー!」とか入れちゃいましょう!

MC:(その後、ガヤ応援団のガヤ吹き替え本番収録があって)ミスターGO応援団のガヤはいかがでしたか?

岡田:非常に良かった!(ガヤ応援団の一人に向って)途中に良いのが出たね、「四足歩行」!

MC:本日ご参加頂いたガヤ応援団のみなさんの声は全国の映画館で流れ、お名前がエンドクレジットに載ります。しかし岡田さんの声は収録されませんし、お名前も載りません。あくまでガヤ指導員です。

岡田:マジで!?恐ろしいですね、最近の編集技術は!え、出えへんの、おれ!?自分の名前が出ると嬉しいのになあ。

ガヤ吹き替え収録用に用意されたメガホンも打ち鳴らしながら熱い”ガヤ指導”をみせてくれた岡田さん。収録イベントの最後はガヤ応援団のみなさんと一緒に、「閉店ガラガラ!」で締めた。収録イベント後の囲み取材ではそのオリジナリティ溢れるガヤについて、「ガヤ芸人がたくさんいる中で自分の色を出すのは非常に難しい」と芸人としての真面目な一面を見せつつ、「最近、年齢と共に声を出すのも体力がなくなってきた。動きのガヤも出すようになって、ムービーのガヤと言われるようになりました。たまに、結果何も喋ってないと言われることも。私の場合、まずはスタートダッシュ、初めの5分。全力の動きと全力の声!そしてラスト5分!噂ではキセル芸人と言われております。」と終始、取材に来たマスコミの笑いを誘った。