映画『麦子さんと』ですが、この度、本日、ついに公開初日を迎えました。本作の公開を記念いたしまして、劇中で親子役を演じた堀北真希さん、松田龍平さん、余貴美子さんの３人が登場！吉田恵輔監督とともに公開初日を記念して舞台挨拶を実施いたしました。

　【登壇者】堀北真希さん、松田龍平さん、余貴美子さん、吉田恵輔監督
本日、映画『麦子さんと』が、ついに公開初日を迎えました。本作の公開を記念いたしまして、劇中で親子役を演じた堀北真希さん、松田龍平さん、余貴美子さんの３人が初日舞台挨拶に登場しました。

大勢の観客を前に堀北さんは「今年の始めに『麦子さんと』の撮影をしたので、今年は『麦子さんと』で始まって『麦子さんと』で終わった１年でした」と『麦子さんと』一色であった事を振り返ると、松田さんは「こうやって無事に公開できて感無量です」、と公開初日を迎えたことに感激した様子で、また余さんは「『麦子さんと』が、一年に一度でいいですから、お母さんや家族の事に思いを馳せる、いいきっかけになるといいなと思います」とコメントしました。本作で監督を務めた吉田監督は「この劇場は、僕のデビュー作がオールナイトでかかった劇場なので、とても思い入れのある劇場です。今回夜ではなく、明るい時間に上映されて、ものすごく幸せです」と感無量の様子でした。

本作で堀北さん、松田さん、余さんと初共演とのことで、松田さんの印象について堀北さんは、「いつも自然体ですし、いつもこのままで、とても素敵だと思います」と大絶賛。一方松田さんは、「あんまり喋ってないんですけど…空気感が怖いというか、話しかけづらい雰囲気があったんですけど…」とコメント。すかさず加えて、「急に凄く可愛い笑顔を見せてくれるので、振り回されるというか、つい気になっちゃう人だなと思いました」と、堀北さんに振り回される?!一面もあった様子でした。更に、「朝、『おはようございます』というとそっけなくて(笑)日が昇るとだんだんニコニコし始めてました」と振り返ると、堀北さんは「冬だったのでエンジンがかかかるのが遅かったんです」と弁解していました。
　
　余さんは、堀北さんと松田さんの印象について、「堀北さんは可愛いし、松田さんはかっこいいし、こんな親子だったら一儲けできそうだなと思いました(笑)」と会場の笑いを誘っていました。加えて、「二人とも低血圧なのか、朝は、ほとんど会話していなくて、まったりと撮影は進みました」と撮影現場を振り返り、吉田監督は、「僕、結構いいかげんなので」と和やかな撮影現場であったことを披露していました。
　
　そして本日は、年末恒例行事の『今年を表す漢字１文字』をそれぞれみなさんが発表しました。みなさんの今年１年がどんな年だったのか振り返ったところ、吉田監督は『晴』として「この映画を撮る前まで、なかなか撮れない時期があったんですが、今年は『麦子さんと』から始まって、ばたばたとしたので」と説明。余さんは『酒』として、「今年はお酒を美味しく飲めたいい年で、来年もお酒が美味しく飲める肉体と精神をもちたいなと。年末は飲んだくれて過ごします(笑)」と再び会場の笑いを誘っていました。松田さんは『縁』として、「今年は凄くいい巡りあわせがあって。貰ってばかりじゃなくて与えられるようになりたいですね。来年大丈夫かなあ」と今年は映画賞を撮る等充実した１年であった事を振り返りつつ、来年への不安も吐露していました。堀北さんは『楽』として、「とても楽しかったという意味です。お仕事でも色々なお仕事をさせていただいて、色々な経験をさせて頂いたので楽しかったなあと。来年も楽しくお仕事出来たらいいなと思います。年末年始は家族とゆっくりできたらいいなと思います」と語っていました。
　
　最後に吉田監督が「みなさんの心にいいなと思うことがあったら、是非ツイッターでつぶやいてください(笑)より多くの人に見てもらえたら幸せだなと思います」と挨拶をして舞台挨拶は締めくくられました。