この度、ギャガ配給にて、青春映画『ウォールフラワー』が11月22日にいよいよ公開致します。本作の公開を記念いたしまして、現在人気急上昇中の元モデルのIVANさんにご登壇頂き、トークショーを実施いたしました。今回が初のイベント出演となったIVANさんは、劇中のエマ・ワトソン風スクールファッションで登場。本作の主人公のように、“壁の花”だったIVANさんが当時の事、そして、最近、突如告白(カミングアウト)した“女性として生きていくこと”について、そして、今まで誰にも言ったことのない、衝撃の秘密を披露して頂きました。

■『ウォールフラワー』公開直前イベント
■日程:11月21日(木) 会場:ブロードメディアスタジオ試写室
■ゲスト:IVANさん(29)

 今回、初のイベント出演となり、「とっても緊張しています!そう見えないかもしれないけど、心臓バクバクです。この作品はとっても大好きだし、普段から映画はよく観るので、このお仕事いただいたときは本当に嬉しかった。だから今日がすごく楽しみでした!」と意気揚々。チェックのシャツにスタジャンという衣装で登場し、「映画でエマ・ワトソンが演じているサムをイメージしました!80年代〜90年代のスクールファッションで、スタジャンがポイント!日本人の女の子が着てもすごくかわいいと思うから真似してみてね!」とファッションアドバイスも。映画の感想については「主人公のチャーリーは、最初は貧弱な男の子で学校で孤立しちゃってて、でも2人の友人と出会うことでどんどん大人になっていく。その姿にきゅんきゅんしました!日本人はかなり共感できるポイントがたくさんあると思う。チャーリーは意外と良いカラダしてるからそこも注目!」とコメントし、会場の笑いを誘いました。
自身の学生時代は「一番に似てるのはパトリック(笑)。学校では割と派手なグループにいて、女の子とSPEED踊ってました(笑)。だから映画に出てくるチャーリーのような子は見えていなかったかも。こういう子たちと当時友達になっていたら、今でも長く続いている仲になれたかなって、すごくうらやましかったです。この仕事をしてると、心に毒になるようなことを言われたりもするから、狭く深く付き合える友達が一人でもいると心の支えになりますよね。最近はわたしにもそういう友達ができたから、大事にしてます」と友達の大切さも痛感。最近、オネエであるという衝撃のカミングアウトをしたことで話題となっており、「劇中のチャーリーのように自分の殻を破って外に飛び出した感じです。私の場合はトランスジェンダー。メディアで言葉にするのは勇気がいることだったけれど、“壁際”から一歩前に進めました。今までモデルの仕事も男性として割り切ってやっていたけれど、ありのままの自分でいながらお仕事できるようになって嬉しいです」と心境を告白。とはいえ、男装をしたイケメンのIVANさんも見たい!ということで、男装バージョンの等身大パネルを用意!会場の「かっこいい!」という声に「『かっこいい』は褒め言葉じゃないから〜!」と言いつつ、並んでポーズを決めてもらいました。
また、トークの最後には、劇中にも登場するアメリカのティーンの間で流行っている「真実か?挑戦か?」というゲームをやっていただきました。「真実」を選べば、今まで誰にも話したことのない秘密を暴露、「挑戦」を選べば、普段絶対できないようなことにチャレンジするというゲームで、「真実」を選んだIVANさんに、秘密を暴露していただきました。それは、IVANさんの日本名が「カサハラ アキラ」だという衝撃の事実!自身の日本名について、「漢字が古風な“明”だったからすごくいやで、呼ばれても返事をしなかった(笑)いじられるときに使われてましたね」と、恥ずかしげ。

トークイベントの後には、マスコミの囲み取材にも登場していただきました。好みのタイプを聞かれ、「俳優の鈴木亮平さんがタイプ!一緒にアメフトの試合を見に行きたい!会いたい!!」と本編のシーンにもかけてコメント。ライバルについては、「もし、ウエンツ瑛士さんがオネエキャラになったら、ライバルかな〜。面白いし、きれいだし、スタイルいいし、負けちゃうかも…」
最後に映画について、「みんなが共感できて、最後には心が温まるような映画です!ぜひ劇場で見てほしい!」とコメントしました。