美女と野獣』『塔の上のラプンツェル』の感動を超える傑作が誕生!!
 運命に引き裂かれた姉妹を主人公に、凍った世界を救う“真実の愛”を描いた感動のドラマティック・ミュージカル『アナと雪の女王』。本作はウォルトが生前、映画化を熱望していた傑作「雪の女王」にインスピレーションを得て、雪と氷の世界を舞台に描かれる壮大な物語が誕生。
 
 見る者全ての心を温かな感動で包み込む、美しき“真実の愛”の物語に、早くもアカデミー賞候補であると多くの批評家が絶賛!この度、11月27日(水)の全米公開に先駆け、11月20日(水)≪現地11月19日(火)≫アメリカ・ロサンゼルスのエル・キャピタン劇場にて、『アナと雪の女王』のワールド・プレミアが実施されました。
 プレミア会場には本作の世界観をイメージさせる“雪のような真っ白なホワイトカーペット”が約80メートルにも亘って敷かれ、ハリウッドでは珍しい本物の雪までもが舞う幻想的なプレミアイベントとなった。新たなディズニーヒロインの誕生とあって日本はじめ、イギリス、オーストラリア、ブラジル、中国など、世界各国の取材メディアがその熱狂ぶりを伝えるとともに、現地にかけつけた500人以上のファンもその銀世界に酔いしれた。
ホワイトカーペットに登場したジョン・ラセターは、「この映画は現代を生きる皆さんのために作りました。というのも、この作品は特定の誰かのためではなくて全ての人に向けて作ったものです。色々な想いが詰まっている作品です。まるでディズニーのクラシック作品のようにね。」とコメント。毎回イベント時の定番となったラセターのオリジナルシャツには本編に登場する愛らしい雪だるまのキャラクター・オラフが多数デザインされ、さりげないアピールで取材陣の笑いを誘った。またイベントには共同監督をつとめたクリス・バックとジェニファー・リー、ヒロイン・アナの声優を務めたクリステン・ベルらが登場し会場を盛り上げた。
 本作は、全米最大映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」による、100%のフレッシュ(満足度:11/19現在)を獲得、「The Playlist」誌は「ディズニーにとって『美女と野獣』に続く素晴らしい名作だ」と評し、映画批評サイト「flick filosopher」は「ゾクゾクするほど拍手喝采のミュージカル・ナンバーは、輝かしい讃歌だ」と大絶賛。多くの批評家から例を見ない称賛を浴び、まさにドラマティックな開幕となった。今後のアカデミー賞など、多数の賞レースにて最大の期待が寄せられている。

ジョン・ラセター(製作総指揮)
Q.このシャツについて教えてください。
A.このシャツは『アナと雪の女王』を描いたハワインアン・シャツです。これは夏の島を満喫しているオラフです。彼は夏が大好きだからね。

この映画は現代を生きる皆さんのために作りました。というのも、この作品は特定の誰かのためではなくて全ての人に向けて作ったものです。色々な想いが詰まっている作品です。まるでディズニーのクラシック作品のようにね。私は映画を作る際、いつもリサーチには力を入れていますが、今回フィルムメーカーたちはノルウェーにリサーチトリップに行きました。建築をはじめ、あらゆる要素をリサーチしました。地方の景色や服装、歴史などは作品に非常に多くの影響を与えました。とても美しい景観の地域で、特に色彩が素晴らしかったです。雪に覆われているにも関わらず、不思議なことに色彩にあふれているんです。とても豊かなビジュアルに仕上がりました。脚本を作っているとき、現代の観客に向けたストーリーを作りたかったのですが、ディズニーのクラシック作品のような感覚を届けたいとも思いました。とともに、現代風のとてもとても強い女性キャラクターを描きたかったのです。王子様の愛を待ち焦がれているプリンセスの話だと思うかもしれませんが、すぐにそれだけじゃないと気付いてもらえるはずです。この作品は家族の絆を描いたものです。姉妹の間にある愛情はとても特別で素晴らしい。キャラクターたちがそれぞれとても芯が強く、とても現代的で今までにないような出来上がりになっています。

クリス・バック(監督)、ジェニファー・リー(監督/脚本)、ピーター・デル・ヴェッチョ(製作)
Q.この作品に携わってプレッシャーはありましたか?
A.(ジェニファー)プレッシャー? ないわ。素晴らしいスタッフと環境に囲まれて、製作チームも才能豊かだし、ジョン・ラセターが完璧な製作環境を整えてくれた。私たちはその中でただ作品に集中すればよかったの。製作をスムーズにするためにあらゆることに力を尽くしてくれたわ。(ピーター)おそらく自分で自分にプレッシャーをかけたということはありますね。

Q.オスカーの選考作品になっていると思いますが、それについてどう思いますか?
A.(ジェニファー)何の異存もありません(笑)。でもスタッフのみんなにとってとても励ましになると思っています。とにかく素晴らしい仕事をこなしてくれたから。『プリンセスと魔法のキス』、『塔の上のラプンツェル』、『シュガー・ラッシュ』、そして今作の『アナと雪の女王』と続いて、絶え間なく努力をしてくれたおかげで作品を追うごとにより素晴らしくなっています。彼らを讃えるものであると思っています。

Q.魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが?
A.(クリス)常にディズニーらしい魅力を与えるようにしています。それぞれのキャラクターが素晴らしい魅力を持っていると思います。ディズニースタイルと呼んでも結構ですが、それは作品に登場する雪のおばけからヒロインまで通じるものがあります。

Q.日本のファンにメッセージと本作の見どころをお願いします。
A.日本のみなさんこんにちは!2人の姉妹の間に起こる物語のほかにも、ユーモアやコメディ要素があって楽しんでもらえると思います。それに雪だるまのオラフもきっと気に入ってもらえるはず。これを見た翌日からは、きっと歌を口ずさんでいると思うわ。

クリステン・ベル(アナ役)
Q.日本のファンにメッセージと、この作品の見どころを教えてください。
A.日本にいるディズニーファンの皆さん、こんにちは!これまでのディズニー作品とはまったく違う世界を味わえるこの映画をきっと皆さんに気に入っていただけると思っています。音楽がとにかく素晴らしいから絶対に楽しんでもらえると思います。

Q.アナを演じてどのような気分でしたか?
A.アナ役を演じられてとても誇りに思います。彼女は型にはまらない性格で、これまでのどんなディズニープリンセスとも異なるキャラクターでした。これまでも自分自身を持っている女性ヒロインの登場を心待ちにしていたの。脇役たちに勝る面白さを持っていて、たくさんのジョークで彼女をもっと愉快なキャラクターにしようと努めました。それにはとても力を尽くしました

クリスティン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス(作曲)
Q.この作品には素晴らしい歌と音楽がふんだんにちりばめられていますが、どのシーンに特に思い入れがありますか?
A.(クリスティン)『Let It Go』が完成した時にはとても感激しました。とても長い間、完璧な人間になろうとしてきた人物が、たった一つの間違いで全てから追われることになってしまったストーリーを描いた歌を作ることは、私たちにとって大きな挑戦でした。最後には彼女の力を解き放つことができて、その瞬間に彼女の感情が詰まっているの。(ロバート)彼女は自分の過去から解き放たれるとともに、自分の魔法も解放することができたんだ。(クリスティン)イディナ・メンゼルのために歌を書けるということも素晴らしいことでした。この一曲が出来上がって初めて、映画全体の輪郭が浮かび上がりました。

Q.歌詞を書くにあたって重視していることは何ですか?
A.(ロバート)キャラクターを一番に考えています。面白いキャラクターを作り上げること、物語の面白さを伝えることをテーマにしています。この歌は、一人の孤独な人物だったエルサが、一人で築き上げた氷の城で自信と強さあふれた女王に変わる様子を描きました。この歌で彼女は大きな変貌を遂げます。それを見て楽しんでもらいたいと思います。

Q.オスカーの選考作品になっているそうですが、どのように思いますか?
A.(ロバート)とても楽しみにしています。このカーペットにいることをとても誇りに感じています。(クリスティン)この場にいられることがとにかく嬉しいです。この「ホワイトカーペット」にいる一瞬一瞬を噛みしめています。

Q.日本のファンにメッセージを。
A.ありがとう!(日本語で)