全米中の映画ファンの絶賛と意外なラストシーンが物議を呼んだ、
アメリカの911(緊急通報指令室)を舞台にした映画『ザ・コール [緊急通報指令室]』
(配給:東京テアトル)が11月30日(土)公開に向けて、本日、警備サービス業国内最大手のセコム株式会社との
タイアップ試写会を実施しましたのでご報告いたします。

映画の劇中で犯罪者が女性宅に侵入、強姦するシーンや、ショッピングモールの駐車場で
突然襲われ監禁されるシーンがあることから、近年、日本でもニュースなどで問題になっている
“女性のための防犯対策”をテーマに、東京の働く女性100名を試写会に招待しました。
さらに、今回特別ゲストとして、美人すぎる防犯ジャーナリスト (セキュア・プランナー)京師美佳さんをお招きし、
働く女性たちに、とっておきの防犯術を伝授頂きました。

トークでは、女性にとって身近な悩みの“痴漢”“夜道の危険”からの防犯術を紹介。
実践的な防犯術の中には、「知的な女性を演じる方法」「夜道で襲われたら、助けてー!ではなく、火事だー!と叫ぶこと」
など大変ユニークな防犯術もあり、会場からは笑いが起きる場面も。
美人すぎる、だけではなく、巧みな話術も持ち合わせた才色兼備な京師さんのトークに、会場の女性たちは真剣に耳を傾けていました。
さらに、セコムからは最新防犯グッズの防犯ブザーやホームセキュリティ製品などをご紹介。
女性たちが身を守る術を、たっぷりと伝授してくださいました。

『ザ・コール [緊急通報指令室]』美人すぎる防犯ジャーナリストが働く女性100名に防犯術を伝授!?
女性限定試写会&女性のための防犯講座

実施日:11月15日(金)
実施場所:セコム株式会社 本社ホール(東京都渋谷区神宮前1−5−1)
登壇者:ゲスト:セキュア・プランナー京師美佳(きょうし みか)、
司会:セコム働く女性の安全委員会 斉藤明日香 寺本美保

【トーク内容】

司会:まずは映画をみた感想をお聞かせください。

京師:最初から最後までハラハラドキドキなんですけれども
私が一番怖かったのはショッピングセンターで女の子が誘拐されるシーンです。非常に印象に残っていますね。

司会:誘拐とまではいかなくとも、女性の場合にはたくさんの危険が潜んでいます。
本日の防犯講座で役に立つものを身に着けていただければと思います。
痴漢、夜道、家にいる間に泥棒に入られてしまうなど
女性にとって怖いとおもうテーマ3つについて紹介していきたいと思います。
まずは、痴漢について普段から意識しておいたほうがいいことはありますか?

京師:痴漢に遭いやすい時間帯としては、通勤・通学など朝のラッシュ時などがもっとも多いです。
毎日同じ時間、車両に乗ると痴漢にやすいので、変化をつけて電車に乗るのが効果的です。
あと、出入り口付近は痴漢が逃げやすい場所ので、出入り口付近を避けてください。
車両の中ほどを立つときも、座るときも選んでいただけるといいと思います。
また、裏ワザとして法律に関係する本を手にもっているとややこしい女!
と思われて目をつけられにくいと思います。(会場笑い)ワンポインとも日頃の通勤にいれてもらえるといいかと思います。
露出の多い服を着ているときは、特に防犯関係の本を持ってください!(笑)

司会:防犯ブザーは子供が持つ印象ですが、女性が持つというところについてはいかがでしょうか。

京師:声は出せなくても、ひもを引っ張るだけなので効果はあります。
可愛いデザインのものや小指ほどの防犯ホイッスルもバックチャームにつけるなどして
日常的に使うといいのではないでしょうか。震災時にも活用できるので、一つは必ず持つようにして欲しいです。

司会:もしも痴漢被害にあってしまったらどうすればいいでしょうか。

京師:声が出せなくても、振り返って痴漢を睨み付けてください。
もしくは、携帯電話のメールで「後ろの人は痴漢です、助けてください」と打ち込んで、周りに見せてください!
実際に、これで助かった女性はたくさんいます。周りに協力してもらいましょう。

司会:続いて「夜道」について、冬になり暗くなるのが早くなりましたが、防犯対策はありますか?

京師:夜道を歩く場合は、広くて明るい道を通ることを心掛けてください。
もしくは、タクシーに乗って、料金支払った後に自分が玄関に入るまで運転手に見届けてくださいと
一言いうだけでも効果があります。玄関付近は、待ち伏せされることが多いので一番危険です。
女の勘で「なんか変!」と思ったら、つけられている可能性が高いので
そのまま帰らずにお店に行くか迎えにきてもらってください。
京師:命に関わる場合は、「助けてください!」といっても、このご時世なかなか振り返ってもらえないので
「火事です、助けてください!」と言ってみてください。
犯罪者は人に見られることを嫌がるので、注目させて人を集めることが大切です。

司会:空き巣や居空きについてはいかがでしょうか。
京師:空き巣は、外出時に泥棒が入ることなので、照明をタイマーで点灯させるなどで予防できます。
非常に危険なのは居空きです。在宅時、ほかの部屋に窃盗などにはいられてしまい鉢合わせになってしまった場合は、
命に関わるのでとにかく逃げてください。
外に逃げられない場合は、鍵のついたトイレなどに携帯を持って逃げるようにしてください。

司会:女性の細かな視点で、防犯について意識しながら安心安全に生活していけるといいですね。
本日はどうもありがとうございました。