ダン・ブラウン最新作『インフェルノ』の発売記念カウントダウンイベントが11月10日、紀伊國屋書店新宿本店で行われた。

ナビゲーターとして登場したのはモデル・タレントの小森純さん。
『インフェルノ』は、全世界で9300万部突破の大ヒット作『ダ・ヴィンチ・コード』で知られるダン・ブラウンの最新小説だ。
古典の名作であるダンテの『神曲』に秘められた暗号を解き明かし、世界滅亡へのカウントダウンを阻止するため、ロバート・ラングドン教授がイタリアのフィレンツェ、ヴェネツィアを奔走する。小森さんは、頭に緑の月桂樹、赤いワンピースというダンテを彷彿させるスタイルで登場。これまでの活動において多くの経験を積み、前向きで元気な女性の象徴として、女性目線で作品をアピールすべくナビゲーターの声がかかった。

「『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』は映画で見ました。うれしい、ホントに私でいいの。ありがたい。だって、ダン・ブラウンの小説はめっちゃ売れてますよね」と大喜び。
「ラングドンとともに謎に挑むヒロインのシエナが物語を引っ張っていてかっこいい。今回は、ラングドンよりシエナの方が真の主人公なのではと思えるくらい大活躍。ぜひ女性のみなさんに読んで欲しい!!」
「フィレンツェの街並みの描写が、映像が頭に浮かぶほどとても細かい。旅行している気分になれますよ。今まで美術的なものには興味がなかったけれども、イタリアの美術館とか名所、特に作品中でも大事な場所、ヴェッキオ宮殿とか、超行ってみたくなりました」と内容にも大満足。
そして本作は2015年に映画化も予定。ラングドン教授役にはトム・ハンクスが噂されている。
もしハリウッドから出演をオファーされたらどうしますかとの質問には
「カッコいいシエナ役をもらって、ぜひラングドンとベッドシーンをしてみたい(笑)」と会場を沸かせる一幕も。

 

俳優・津川雅彦氏、作家・荒俣宏氏、映画監督・三池崇史氏、本作『インフェルノ』も手がけた翻訳者・越前敏弥氏など、各界の著名人から推薦メッセージも続々と到着!
津川氏は「主人公がぞくぞくするような美人と謎を解いていく。映像的な描写が見事で、
まるで映画を観ているような錯覚に陥る。娯楽としてバッチリだ」
荒俣氏は「これ一冊を読めば、フィレンツェの美術の謎が全てわかる。そして今フィレンツェ
で何が起こっているかがわかる。さらに、数年後もしかしたら現実になるかもしれない全人類に
関係する物語でもある。大変な話題となる小説です」
三池氏は「知性の果てに掟はなく、活字こそが快楽を生む 。この小説はエンターテイメントの
極みであると 断言できる。映画やゲームは無駄な抵抗を慎むべきだ」
越前氏は「今までのラングドン・シリーズと比べると、もしかしたら最初は地味だと感じられるかもしれません。ですが、ご安心を。読み進めれば大どんでん返しの連続です。ぜひお楽しみに」と、おのおの思いを語った。

『インフェルノ』

著:ダン・ブラウン

訳:越前敏弥

【発売】2013年11月28日
【価格】各(1800円+税)
【体裁】四六判上製/上・下巻
【公式HP】http://www.danbrown.jp/inferno/