大ヒットコミックを実写映画化した『JUDGE/ジャッジ』のハロウィン・プレミア試写会が10月31日に渋谷HUMAXシネマで行われ、主演の瀬戸康史、ヒロイン役の有村架純、共演の佐藤二朗、小波津陽監督が出席した。

日程:10月31日(木) 
場所:渋谷HUMAXシネマ
登壇者:瀬戸康史/有村架純/佐藤二朗/古波津 陽監督 
MC :伊藤さとり
時間:舞台挨拶  :18:30〜19:00  
    

同作は、漫画家・外海良基による累計発行部数160万部を突破したコミックの実写映画化。7つの大罪を背負った7人の男女たちが、閉ざされた空間の中で獣のマスクをかぶらされ、それぞれの罪の重さを多数決でジャッジしていくという死のゲームに参加していく様を描くスリラー作品。

作品の内容にちなんで「皆さんが犯した大罪は?」と聞かれた瀬戸は「ライブで大阪に行ったときに、ファンの方が並んでいるところに狼のマスクを被って立っていたけれど、誰一人気づいてくれなかった。僕のオーラがないという罪ですね」とガックリ。一方、有村は「物忘れが激しくて、現場に行くと自分の私物を忘れて帰ってしまう。マネージャーや周囲の人に迷惑をかけてしまう罪です」と明かし「そんなの罪じゃないよ、全然」と佐藤から慰められと「大罪じゃないけれど、携帯電話を忘れてしまいまして、マネージャーが走って取りに戻ってくれた」と大胆な物忘れを告白。さすがの佐藤も「それは大きいよ」と突っ込んでいた。

暴行事件を起こし、憤怒の罪を背負ったオオカミ役の瀬戸は「2週間の撮影は、梅雨の時期で大変でした。マスクを被っているので役者の方のセリフも聞こえなければ、視界も悪い。でもそんな異様な空間こそが『JUDGE/ジャッジ』の世界観に連れて行ってくれたと思う」とハードだった撮影を回想。ブログが炎上した元アイドルで傲慢の罪を背負ったライオン役の有村は「手錠に繋がれていたし、過呼吸持ちだという設定だったので、マスクを被りながらハアハア言っていて、それがきつかったですね」と異様な設定での熱演を振り返った。

マスクを被っての演技に四苦八苦した2人をよそに、悪質なセミナーで金儲けをし、強欲の罪を背負ったキツネ役の佐藤は、小波津監督から「二朗さんはマスクが半ドア状態でしたよ。編集の時に気づきました」と指摘されると「息苦しくてマスクは本番寸前までは外していて、ギリギリで被っていたけれど、被れていない時があって、怖くて言い出せなかった」と謝罪。それでも「それを見つけるのを楽しみに観てほしい」としたり顔で観客にアピールしていた。