映画は、熊本県天草市牛深が舞台。漁業と花街で栄えながら、今や「日本一の衰退都市」になってしまった
町で、『歴史に根付いた町おこし!』と、築100年の遊郭を料亭に、主婦が芸者に挑戦。地域とそして家族の再生へと立ち上がる物語。

台風27号の影響で大雨の悪天候のなか、満員のお客様とともに初日を迎えました。
劇場入り口には本作に登場し、天草女性の魂の踊りと言われる「牛深ハイヤ」のときの着物を着た「ハイヤ隊」の女性たちがお出迎えしました。

舞台挨拶でのコメントは下記の通り。

大竹しのぶ
「天草・牛深の人がいなければこの映画は完成しませんでした。婦人会の人たちが本当に元気で。牛深の人たちが、この町を元気にしたいという、もう一本映画ができるぐらい町の人たちの姿が素晴らしかった。美しい町の美しい心の人たちと一緒に作れたことが貴重な経験でした。撮影が終わった後、俳優たちで町の人たちにお返しがしたいということで、撮影が終わった後に俳優たちでお礼の会として歌をうたったりしたのですが『また君に恋してる〜』の替え歌で、『牛深に恋してる〜』と歌ったくらいこの町が大好きになりました。」

松田美由紀
「熊本から全国に広がっていくのを影ながら応援していたけど、やっと東京で公開ができてうれしいです。
ロケ中は、温泉から現場に行って温泉に戻ってくる、なんていう夢のような経験ができました。とっても美味しいものばかりで撮影中はしのぶちゃんとの挨拶が『今日も太った?』になっていたぐらいに、役作りで(笑)貫禄のある役だったので、この現場は食べていいんだ、と。差し入れも本当に美味しいものばかりで、たくさん食べて太りました。ハイヤの踊りを通じて歴史を感じました。“笑い”を自給自足する、コミュニティを大切にすることがいかに素晴らしいか。踊ることで地元の人たちに共鳴するということを感じました。」

杉田かおる
「(中村有志に告白される役だが)私、中村さんの大ファンで六本木でサインもらったこともあるぐらいでとっても幸せでした。牛深の人たちは、女性が強いんじゃなくて、母性というか、男性は女性が大好き、お母さんが大好きなんだなとわかった。女性が男性を支え、国を支えてるんだって思いました」

西尾まり
「撮影現場は、みなさんお芝居に熱い、嘘は演じられないメンバーだったので、監督やスタッフのみなさんと、コミュニケーションをとって、変更もあったり、非常に生っぽい現場でお芝居できました。食べ物が美味しくて、基本、常に口がモグモグと動いていて、台詞がないところはすべて『美味しい、美味しい』とばかり言っていました。」

中村有志
「(女優人たちの輪には)あのメンバーですから!入れませんよ!『女たちの都』ですから。でも男たち、ブラザートム、遠藤憲一も仲良くて。実は僕は下戸で酔っ払いが嫌いなんですが、あのふたりと一緒だと楽しくてしょっちゅう3人で飲み歩いてました。」

緑 友利恵
「(女優の先輩たちは)ひとりひとりキャラがとても濃くて、とっても勉強になりました。牛深は撮影の合間にもちゃぶ台にご飯が載っていたり、まるで田舎に帰ったような暖かさがありました。この映画を見て田舎を思い出してお母さんに電話したりしてください。」

祷 映(いのりあきら)監督
「牛深には隣の子供を怒るような、最近ではなかなか無くなった家族的つながりが町の中にある。それはすごく大事な事だと思います。笑って泣いて元気になれる映画なのでたくさんの人に見てもらいたいです」

花束贈呈には、撮影を支え、この日牛深から駆けつけた「牛深女子会」の女性たちが登場。
役者陣と久々の再会となった。