この度、12月14日(土)公開『武士の献立』が第26回東京国際映画際の特別招待作品として一般の方に初披露されました。六本木ヒルズアリーナではジャパンプレミアイベントを実施。
会場に集まった多くのお客様へは“おもてなし”として、紅白米のおひねりが登壇者の皆さんよりプレゼントされ、会場は大興奮となりました。

【ジャパンプレミアイベント詳細】
日時:10月23日(水)16:10〜 場所:六本木ヒルズアリーナ
ゲスト:上戸彩さん、高良健吾さん、朝原雄三監督

MC:本日は映画「武士の献立」ジャパンプレミアステージイベントにお越し頂き、誠にありがとうございます。本作は、江戸時代、刀ではなく“包丁”で動乱の世を生き抜いた、実在の包丁侍家族の物語です。これより、映画スタッフを代表して、監督、キャストによるステージイベントを行います。お待たせいたしました!監督・キャストの皆様をお呼びいたしましょう。
皆様、拍手でお迎えください。

まずはじめに、「武士の献立」を監督された朝原雄三(あさはら・ゆうぞう)さん。
ご挨拶をお願い致します。

朝原監督:
本日はお天気の悪い中わざわざ足を運んで頂きありがとうございます。これからご覧になる方には、是非楽しんで頂きたいです。宜しくお願い致します。

MC:ありがとうございました。

続きまして、包丁侍の家に嫁いだ主人公・舟木春(ふなき・はる)を演じられた上戸彩(うえと・あや)さん、ご挨拶をお願いいたします。

上戸さん
舟木春役を演じさせて頂きました、上戸彩です。お寒い中、ありがとうございます。私もとても寒いです。笑
皆さん今日は、風邪をひかない様に帰ってくださいね。ありがとうございました。

MC:ありがとうございました。
春の夫となる舟木家の跡取り・舟木安信(ふなき・やすのぶ)を演じられた高良健吾(こうら・けんご)さん、ご挨拶をお願いいたします。

高良さん:
みなさんこんにちは。舟木安信役、高良健吾です。
今日は寒い中ありがとうございます。今日は楽しんで行ってください。
ありがとうございました。

MC:ありがとうございました。

◆高良さんへ 東京国際映画祭の印象について
東京国際映画祭は、今年で第26回を迎えました。
高良さんが生まれる前(高良さんは現在 25 歳)から開催している映画祭ですが、歴史ある映画祭に参加してみていかがでしょう?

高良さん:
僕が実は役者を始めて、初めて賞を頂いたのが、この東京国際映画際で19歳の時初めて賞を頂いてから、何度か本当に縁がある映画祭です。

MC:それでは、映画のお話を伺ってまいりましょう。

◆朝原監督
・時代劇の演出について
(チャンバラでない時代劇、包丁侍一家の物語をどう演出したか)
時代劇というと、どうしても刀を振り回すチャンバラ映画というイメージがあるのですが、江戸時代に、“料理“で殿様に仕えた武士がいて、そもそも侍がレシピ集を書いてたなんて、という驚きがたくさんありました。監督、そのあたりはどうお考えになり演出されたのでしょうか?

朝原監督:
時代劇は全く経験がないし、時代劇に関してはスタッフや仲間に任せて、今回は現代劇色々な人に作品を見てもらいたくて、特に上戸さんや高良君みたいな人たちに。
高良君や上戸さん、(若い世代)ピアスに眼鏡をかけた若者がどんな風に侍になるのかそういったところも楽しんでやりました。

◆上戸さん、高良さん
・オファーを受けた時の印象
最初にこの映画のお話を聞かれた時はどういう印象を持たれましたか?

上戸さん:
映画はものすごく大きなお仕事で、ずっと映画を怖く感じて来て、あっという間に時間が経ってしまいました。食べる事が好きなこともあって、どんどん作品にのめり込んでいって…時代劇で男性が女性を引っ張るような描き方は今までになかったので、その点でも惹かれていきました。

・本作の夫婦像、家族像について
お春と安信のような夫婦、そして舟木家のような家族の関係をどう思われましたか?

高良さん:
相手を思う気持ちは昔も今も変わらないと思うんですけど、やはりその時代の男と女の線見たいなものは意識していましたが、監督もおっしゃっていましたが、時代劇だけど現代劇。今っぽいところも出せる様にしました。
上戸さん:
時代劇のルールだったり、お作法だったり、そういった今までの物は監督が全て壊して下さったんです!出来上がりを見たときに分かること。すごいんですよ!

朝原監督:
とにかく間口を広く、沢山の人に見てもらいたかったので。(照)

MC:さて、「武士の献立」は、ここ東京国際映画祭が日本ではじめての上映となります。ジャパンプレミアという、この<おめでたい>晴れの舞台のステージイベントにご参加いただきました皆様に、ゲストからプレゼントがございます。

MC:高良さん、それは何ですか?
高良さん:
お米です。中には紅白のお米が入っています。赤色の米は大昔から栽培されていたそうで赤飯の起源となる赤米(あかまい)、そして白色はもち米です。

MC:上戸さん、どうしてお米を?
上戸さん:
お米には「繁栄・豊穣」という意味があるそうです。日本人の主食となる食材ですし、安信と春の夫婦2人が仲良く暮らし、ますます家族が繁栄していったように、映画もたくさんの方に観ていただき、そしてお客様皆様が末永く幸せに過ごせますようにという想いを込めました。

MC:なるほど!それでは、お配り頂きましょう!どうぞ!!
*ゲストが観客に、お米の入った小袋を撒く(豆まきのような撒き方)
ありがとうございました。登壇者の皆様には、準備が整う迄、一旦舞台から退出いただきます。

※マスコミフォトセッション準備中に、MCは観客と掛け声の練習
(※お箸を持って実演してください)
私たちは食事の前に、「いただきます」と言ってから食事をする、という日本ならではの美しい文化を持っています。

この「いただきます」の言葉には、食材となる魚や肉、野菜やお米を作ってくれた人、それから料理を作ってくれた人、おいしくご飯が食べられる健康な体、などなどすべてに感謝をするという想いが込められているとても素敵な言葉です。

そこで、日本から世界へ向けて、そして世界中から選りすぐりの映画を集めて上映するこの東京国際映画祭で日本の美しい文化・伝統と、「武士の献立」という美味しさ溢れる映画を、これから皆様にお召し上がりいただくということで、ぜひ、「いただきます」という声をかけていただきたいと思います!

それでは、上戸さんと高良さんご一緒に掛け声をお願いできますか?
(お二人で、「せーの」)「武士の献立」!!
(観客と一緒に)「いただきます」

ポーズ:観客/お箸を顔の横あたりに、笑顔で!
ありがとうございました。これにて『武士の献立』ステージイベントを終了します。ゲストの皆様に、拍手をお願いいたします。

本日は『武士の献立』ジャパンプレミア・ステージイベントお越しいただきまして誠にありがとうございました。本作は 12 月 14 日より全国ロードショーとなります。
この後の映画の上映はこの後 17:00 からTOHOシネマズ六本木、スクリーン2となります。
ありがとうございました。