昨年、11万人を動員した「したまちコメディ映画祭in台東」(略称したコメ)。今年も2013年9月13日(金)〜9月16日(月・祝)に「第6回したまちコメディ映画祭in台東」の開催が決定いたしました。「したコメ」は上野、浅草という東京随一の下町(したまち)の魅力をコメディ映画を通じて存分に味わっていただく、いとうせいこう総合プロデュースのコメディ映画祭です。

 本日より開幕した「第6回したまちコメディ映画祭in台東」。前夜祭では、第3回「したコメ」で『3バカに乾杯!』として上映ののち、3年の月日を経て日本興業収入1億円突破の大ヒットを収めた『きっと、うまくいく』を凱旋上映。上映前のダンスパフォーマンスでは会場からクラッカーが鳴り響き、盛り上がりました。

●実施日時:9月13日(金) 18:30〜
●場所:浅草公会堂
●登壇:ラジェーシュ・ナイク(インド大使館 第3書記官)
●MC:いとうせいこう(52)、大場しょう太

■ラジェーシュ・ナイク:
映画は文化、社会、私たちに影響を与えるものです。インドでの映画は、日常の辛いことすべてを忘れ、映画の中に身を浸すという意味合いを持っています。インド映画は劇的ドラマチックなものが非常に多く、映画にみられることは可能なことが多いです。インド人が映画を観るときは日常のことをすべて忘れて、劇中のスターと一緒に踊り歌い心から楽しむのです。インドでは年間1500本以上映画が撮られており、難しいことは考えずに心から楽しむために制作されています。人生はいかに美しく素晴らしいものだと実感していただければと思います。したまちコメディ映画祭で上映される『マッキー』と『きっと、うまくいく』も歌い踊って楽しんでもらいたいです。

■いとう:
マサラシステムを流行らせたい。こういうのが映画館の楽しみなんだって言いたい。

■大場:
話がすごくしっかりしているため、マサラシステムがなかなかできなかった。もともと日本映画でもマサラシステムみたいなものはありましたよね。