世界が注目する2013年最大の話題作、映画『許されざる者』が遂に完成致しました。第65回アカデミー賞で9部門にノミネートされ、最優秀作品賞をはじめ4部門を受賞した映画史に残る最高傑作が、2013年日本映画となって再生する!本作に新たな命を注ぎ込んだのは、『悪人』『フラガール』を手掛けた日本映画の若き天才・李相日監督。キャストは、今の日本で最高といえる俳優陣である、渡辺 謙、佐藤浩市、柄本明。共演は柳楽優弥、忽那汐里の若手に加え、小池栄子、國村隼らによる妥協なき布陣。人と時代が生み出す巡りあわせのなかで、生涯に一作、巡りあえるかどうかの、人生の一本ともいうべき映画。そんな出会いさえ予感させる世界の日本映画が、いまここから誕生しようとしている——! 誰のために—生きるのか 人は、どこまで許されるのか。本作品の公開を記念して、女性限定試写会実施いたしました!

日 時:9月12日(木) 21:20〜 
場 所:WB試写室
出席者: 渡辺 謙、小池栄子、李 相日(監督)

本日行われた女性限定試写に登壇した渡辺謙さん、小池栄子さん、李監督を前に試写をご覧になった女性来場客より質問が飛び交った。最初に「もともと北海道開拓民のお話を描きたいと思っていました。自分が生きている日常の中であれ?と思う違和感が起きることがあって…その答えはきっとでることはないけど、それを映画の中で描きたいと思っていたんです。なぜ人が人を傷つけるのか…そういうことを考えていたときに『許されざる者』のテーマがぴったりだったんです。」とそもそもの今回の日本映画化への経緯を語り作品への想いを吐露した李監督。渡辺さんは、上映後のお客様を前にその反応が気になったのか、「作品観てよかったですか?」と自ら客席に試写後の反応を問いかける一幕も。その問いかけに、場内からもたくさんの手が上がり、ほっと胸をなで下ろしていました。トークイベントの中では、男女で受け止め方が強く違うと話題になっているラストシーンについて、実際に作品をご覧になったばかりの女性はどう感じるのか、女性である小池栄子さんは実際に演じていてどう感じたのか、という女性限定試写会ならではのお話や、撮影時の撮影エピソードなど、語り尽くせないほど披露した充実した内容に。

さらに、今回は会場に集まった女性陣からの質問を受け、ゲスト陣がその場で回答!中には「十兵衛の奥さんであるアイヌの女性とのシーンがなくて少し残念でした」という感想があがり、女性だからこそ気づいたであろう斬新なコメントに「そんなこと考えていなかった!」という小池さんを始め、ゲスト3人は驚いた様子。渡辺さんは「当時、彼は彼女を拉致したような形で一緒に暮らし始め、そこで初めて感情が生まれて、結果的に子供ができたんだと思う。今の男女関係とはまったく別だよね。彼女に会ったことで違う生き方ができると思ったけど、そんな彼女もすぐに彼の前から消えてしまったことで、十兵衛の中ですら、彼女に対しては陽炎のようなイメージしかないんです。監督のすごく繊細な演出が見える部分でもあるんじゃないかな?」と熱弁。
最後には、監督、小池さん、渡辺さんから会場に集まった皆様へメッセージをいただき、「映画は人と同じで出会いだと思うんです。この出会いが皆様にとって喜んでくれるものになっていたら嬉しいです」とコメントした監督に対し、小池さんは「監督の言う通り、これも出会いです。スルーされちゃうのが一番悲しいので、悪い意見でもいいから人と話してほしい!」と映画への愛を語りました。渡辺さんは「これまで、この映画と一緒にいろんな所をさまよってきたと思います。これからこの映画を育てるのはお客様だと思うので、この子がどんな子に育つのか楽しみですね!」と13日から公開への期待を込めてメッセージを贈りました。

イベント終了後は自らお客様のもとに出向いて、作品を観ての感想を聞いていた渡辺さん。普段はなかなか触れ合うことのできない実際のお客様とのコミュニケーションに大満足といった様子でイベント会場を後にしました。