1966年7月より放送された、円谷プロダクション制作の特撮テレビ番組『ウルトラマン』は、その後も『ウルトラセブン』(1967年)『帰ってきたウルトラマン』(1971年)をはじめとし、2013年7月より放送開始となった最新作『ウルトラマンギンガ』まで、数多くのテレビシリーズが生み出されてきました。
 そしてこれらの作品群が生み出される源流となった『ウルトラマン』が、ギネスワールドレコーズ™による厳正なる審査の上、『最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組』(Most TV spin-off series)として世界記録に認定され、2013年9月12日(木)発売の書籍『ギネス世界記録2014』にて紹介されました。
 
認定式には60年代〜2010年代の各年代を代表するウルトラヒーローが勢ぞろいし、ギネスワールドレコーズ公式認定員よりウルトラマンへの認定証授与、最新ヒーロー・ウルトラマンギンガへの「ギネス世界記録2014」謹呈が行われました。

「ウルトラマン」 世界記録記念式

【日時】9月12日(木) 12:45〜
【場所】MOVIX亀有(葛飾区亀有3-49-3アリオ亀有アリオモール3F)
【登壇者】ギネスワールドレコーズ公式認定員:カルロス・マルティネス氏
     ウルトラマン、ウルトラマンタロウ、ウルトラマン80、ウルトラマンティガ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンギンガ
     『ウルトラマンギンガ』礼堂ヒカル役:根岸拓哉(17)

MC
今年で創立50周年を迎えました株式会社 円谷プロダクションは、今を去ること50年前の1966年7月10日、当時はまだ黎明期だった「テレビ」と言う新しいメディアで、新番組「空想特撮シリーズ ウルトラマン」を初放送いたしました。
≪ウルトラマン 登場≫
当時、映画館でしか観る事が出来なかった「怪獣」が、毎週毎週、お茶の間に登場し、巨大ヒーローと激闘を演じるこのテレビ番組は、子供はもちろん大人までもを熱狂させ、空前の「怪獣ブーム」を巻き起こしました。こうして翌1967年に、「ウルトラマン」に次ぐ、新テレビ番組「ウルトラセブン」が誕生し、ウルトラマンの「スピンオフテレビシリーズ」の源流が誕生いたしました。
その後も、劇場映画作品やビデオグラム作品とも並行して人気を博し続け、現在に至るまで、ご覧の通りの、計27番組におよぶスピンオフテレビシリーズを世に送り出して参りました。中には、アニメ作品や、「ウルトラマン」と言うキーワードがタイトルにない作品もございますが、その登場キャラクターや題材が、すべて「ウルトラマン」のスピンオフとなっている、全27番組のテレビシリーズでございます。
「ウルトラマン」が、『最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組』として、「ギネス世界記録」に認定されました!!それでは、この27番組の中から、各年代を代表するウルトラヒーローに登場してもらいましょう。

≪1973年、ウルトラの父・ウルトラの母の息子として誕生いたしましたウルトラマンタロウ 登場≫
≪1980年、ウルトラマンシリーズ史上初、学校の先生が変身するウルトラヒーロー、ウルトラマン80 登場≫
≪1996年、平成ウルトラマンシリーズの幕開けを飾った、超古代の光の巨人、ウルトラマンティガ 登場≫
≪2009年、ウルトラセブンの息子、そして、レオ兄弟の弟子として登場し、2年間にわたり放送された「ウルトラマン列伝」のナビゲーターも務めました、若き最強戦士・ウルトラマンゼロ 登場≫
≪今年7月、テレビ東京系「新ウルトラマン列伝」の中でスタートしたばかりの待望の新ヒーロー・ウルトラマンギンガ 登場≫

全身にクリスタルを纏い、七色に輝くプラズマエネルギーで戦う驚異の新ヒーローが、早くも映画館の大スクリーンに光臨いたしました。1966年に誕生いたしました「空想特撮シリーズ ウルトラマン」から半世紀の時を経て新たにスピンオフいたしました、最新テレビシリーズ「ウルラマンギンガ」。
17歳の若さながら、堂々と、ギンガに変身する主人公を演じてくださいました、礼堂ヒカル役・根岸拓哉さんに、本日は特別にお越しいただいております。
≪根岸拓哉 登場≫

根岸拓哉
円谷プロダクションの50周年であり、歴史あるウルトラシリーズの主演を務めさせていただくということ以上に、嬉しいことはもうないだろうと思っていましたが、ありました。ギネスの世界認定記録、嬉しすぎます。

MC
それではこれより、このギネス世界記録の証となる「認定式」を執り行わせて頂きます。
≪ギネスワールドレコーズジャパンより、ギネス世界記録 公式認定員・カルロス・マルティネス 登場≫

カルロス・マルティネス
27本の派生テレビシリーズが作られたテレビ番組として、ギネスワールドレコーズは、『最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組』(Most TV spin-off series)の記録で、ウルトラマンをギネス世界記録に認定いたしました。

MC
ウルトラマン、そして、歴代のウルトラヒーローたち、おめでとうございます!
これをもちまして、ギネス世界記録・『最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組』の認定式が滞りなく終了いたしました。それでは、歴代ウルトラマンシリーズを代表いたしまして、最新シリーズ「ウルトラマンギンガ」の主人公を務めます根岸拓哉さんから、締めのご挨拶を頂戴いたします。

根岸拓哉
ウルトラの諸先輩方が沢山いらっしゃる中で、17歳の若造が挨拶していいのかと緊張してお昼も喉を通りませんでした。まずは、世界記録に登録してくださった、ギネスワールドレコーズさん、ありがとうございます!
このような歴史的なセレモニーに参加出来て、ものすごく感動しています。ともかく僕が今こうやってここに立てているのも、50年間ずっとからウルトラをつないでくれたキャスト、スタッフの皆さんのおかげです。
そして!なによりも!半世紀にわたってウルトラマンシリーズを応援し続けて下さっている、すべてのファンの皆さん、こうやってイベントをやるごとに来て下さるお客さんから笑顔や有機をいただいております。ありがとうございます!これからもウルトラマンをよろしくお願いします。

ウルトラマンの世界記録も掲載されいている、「ギネス世界記録2014」は、本日9月12日、世界同時に発売されております。これをもちまして、特別式典はすべて終了いたしました。今日は本当に、ありがとうございました。

各年代を代表するウルトラヒーローが大集合したこともあり、会場に集まったお子様を始め、往年のウルトラマンのファンから「おめでとう!」との熱い声援もあるなど、盛況のうちに認定式は終了しました。

【本認定における“派生テレビシリーズ”計27作品一覧)】
1. ウルトラセブン(1967年放送開始、以下同じ)
2. ウルトラファイト(1970年)
3. 帰ってきたウルトラマン(1971年)
4. ウルトラマンA(1972年)
5. レッドマン(1972年)
6. ウルトラマンタロウ(1973年)
7. ウルトラマンレオ(1974年)
8. ザ★ウルトラマン(1979年)
9. ウルトラマン80(1980年)
10. アンドロメロス(1983年)
11. ウルトラマンキッズのことわざ物語(1986年)
12. ウルトラマンキッズ 母をたずねて3000万光年(1991年)
13. ウルトラマンティガ(1996年)
14. ウルトラマンダイナ(1997年)
15. ウルトラマンガイア(1998年)
16. ウルトラマンコスモス(2001年)
17. ウルトラマンボーイのウルころ ウルトラころせうむ(2003年)
18. ウルトラマンネクサス(2004年)
19. ウルトラマンマックス(2005年)
20. ウルトラマンメビウス(2006年)
21. ULTRASEVEN X(2007年)
22. ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル(2007年)
23. カネゴン KANEGON(2008年)
24. ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY(2008年)
25. ウルトラマン列伝(2011年)
26. ウルトラゾーン(2011年)
27. ウルトラマンギンガ(2013年)

■『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』概要
毎週水曜日夕方5:30〜テレビ東京系6局ネットにて連続放送された前半6話の総集編と、それに続く新たなるエピソード、さらには同時上映作品「大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア DINO-TANK hunting」も加え、合計45分間の作品『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』と題して、9月7日(土)より全国19巻にてイベント上映中です。

■「ウルトラマン HD Remaster2.0」ブルーレイディスク
その目も覚める驚異的に鮮明な映像により未体験のウルトラワールドが広がります。<全39話>第1話〜第13話までを収めたブルーレイBOXⅠが去る「ウルトラマンの日」である7月10日に発売され、続いて第14話〜第26話を収録したBOXⅡが10月25日に発売。また、2014年1月29日にBOXⅢがリリースされます。