遂に始った映画『R100』公開記念、松本人志監督の全国未体験ツアー!第一弾として松本人志監督が降り立ったのは北海道は札幌の地!「まずは北から攻めたかった」と話す松本監督は朝一番で札幌・新千歳空港に到着。「ちょっと寒い?寒ないか?」と晴天で気温が上昇した日本最北端の北海道の感想をいいつつ、その後夕方遅くまで、今まで出演した事のない札幌のローカル局での生出演、収録や媒体の取材をこなしました。更に松本人志監督は札幌シネマフロンティアにて、今回世界最速上映となった「R100」を鑑賞したばかりのお客様に対してティーチインを実施。企画協力の倉本美津留氏と共に観賞後のお客様の質問に全力で答えました。

■日程:9月9日(月) 19:40開始 ■場所:札幌シネマフロンティア (北海道札幌市中央区北5条西2丁目)
■登壇者:松本人志(50)、倉本美津留(54)

▼冒頭挨拶(札幌の感想)
「実は先月、遊びでは北海道に来ていたので、飛行機降りてなんの新鮮な気持ちはなかったのですが(笑)、未体験な映画だからこそ、未体験な経験をという事で、今日一日僕自身も未知の体験をさせていただきました。スタッフの方も、道中いろいろ、初めての経験でした。全員あった事がない状況は正直今まで初めてです。いままでどんな場所でも最低限、浜田がいましたから。今日は一日中未体験で、夢見そうですよ。」

Q、大森さん起用の理由は?

全てにおいて丁度いい感じでしょうか?年齢、言い方失礼ですが、男前加減とか全てが丁度良くてリアルな感じですね。もちろん、素晴らしい演技というのは大前提でありますが。どうしても僕の映画は、コメディと思われがちなので、大森さんはコメディ色が弱いというのも一つありますね。

Q、独特の世界観ですが、ジャンルにわけるとしたらなんでしょうか?

「精神的3D映画」でしょうかね?僕は3D映画ってのはまったく好きじゃない。飛び出さない方がいいと思います。逆にお客が身を乗り出すってのがいい映画じゃないでしょうか?想像力という意味でも見た人の心の中で飛び出ているのがいいですね。是非この映画は「心のメガネ」で見てください。飛び出します。

Q:特技を持った女王様と善良な父親、SとMなど、様々な要素をどうやって思いつくのでしょうか?

松本監督:「SとM」というテーマは、どこかで一度やってみたかったものです。普段の仕事(ダウンタウン)は、ある意味特殊で、常にコンビでやっているという状態の仕事です。それがもう30年も続いていて、どこかで「M」に偏ってきてしまった、いわば自分は「商業的M」なのだと思います。二人揃うとそんな関係が生まれる、そういったつながりが面白くて、一度やってみたかったテーマだったんです。映画監督というのはSじゃないと出来ない部分もあり、撮った映像を持ち帰って、編集で苦しむMの部分もあり、それが映画監督という仕事かなと思っています。

Q:「R100」に出てくる女王様の中で、監督は誰に一番攻められたいですか?

冨永さんは歩く姿、脱ぎっぷり、アクションなど全てが凄かったし、大地さんは、現場に入ると急にスイッチが入るというプロの仕事っぷりで良かった。でもプライベートでは、寺島さんかな。危ない部分はCGで処理しないといけないほどの思いっきりの良さに、ちょっとゾクッとしてしまいました。

9月9日実施『R100』全国未体験ツアー札幌ティーチイン映像::http://youtu.be/ezXEaEGiri8