今年2月に全米初登場第一位を獲得し、その旋風はアメリカだけでは収まらず、52か国で公開が決定しているロマンティック・ゾンビ・ラブコメ『ウォーム・ボディーズ』が9月21日(土)より全国ロードショーとなります。そしてこの度、本作のヒロインを務めたテリーサ・パーマーが来日し、つるの剛士さんと武井壮さんをゲストに迎えたプレミアム試写会を実施いたしました。

日時:9月9日(月) 18:30〜
場所:スペースFS汐留(港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
◆登壇者:テリーサ・パーマー
◆ゲスト :つるの剛士、武井壮

■撮影してみて、印象的だったことはありますか?
テリーサ:脚本を読んで「面白いな」と思ったのは、セリフがあるのはほぼ私だけだったことです。相手はゾンビだから「ウー」「アー」と唸ってるだけ!でも唸り方によって、彼が何を伝えたいのか理解しなければならなかったんです

■ニコラス・ホルトとの共演はどうでしたか?
テリーサ:彼は本当に素晴らしい俳優で、心が温かくてきれいなハートを持っている方なので、共演できてよかったです。彼の演じる“R”はすごく愛すべきゾンビで、優しくて面白くて、彼の本質が表れているので、役柄として彼に恋に落ちるのは簡単でした。

(つるの剛士さん&武井壮さんがウェルカムゲストとして登場)

■映画の感想
つるのさん:夫婦で観させていただいたんですが、ホラーどころか最後はこんなに心温まる素敵な映画なのか、と、正直びっくりしました。

武井さん:つるのさんと同じように従来のゾンビ映画を想像していたのですが、本当に「心」がある映画というか、グっとくるというか。こういうイベントに呼ばれるとだいたい「倒してくれ」みたいなことになるので、普段はシミュレーションをしながら映画を観るんですが、今回はシミュレーションなしで映画を存分に楽しみました。そして、最後はウルッときてしまい、人間同士分かりあうことの大切さがわかりました。

テリーサ:温かい感想ありがとうございます。私の父も作品を観て泣いてしまっていました。

■つるのさんからテリーサへ結婚生活や子育てのアドバイス
つるのさん:子供ができても、夫婦で仲良くすることが一番だと思います。女の人はママになっちゃうから…。でも、距離感を持つというかお互い干渉しすぎないのも大事ですね。

■昨日、2020年オリンピックが東京で開催されることが決定しましたが、もしよろしければ皆さんから一言
テリーサ:オーストラリアでも2000年にシドニーオリンピックが開催されて、国にとっても偉業で誇らしいものでした。東京で開催の発表が聞けたのは本当にうれしい。みなさん、おめでとうございます。

つるのさん:ずっと眠れなくて朝まで発表を観ていたんですが、心の中では絶対に決まると思っていたのでTwitterではあらかじめ呟ける準備をしていました。前回(の東京オリンピック)は56年前で、僕らは見られなかったじゃないですか。なので、今度は生で近くで見られると思うととても嬉しいです。今オリンピックを目指してスポーツを頑張っている子たちはすごく夢が持てるでしょうし、これから日本は頑張って進んで行かなきゃいけないと思うので、7年後に大きな一つの目標ができたので嬉しいです。

武井さん:昔は陸上をやっていて1997年に引退したのですが、その3年後がシドニーオリンピックだったんですね。僕は日本チャンピオンだったのでそのままオリンピックを目指すか、それともゴルファーに転向してアメリカに行くか悩んでいました。だけど、オリンピックまで2年あるし南半球は遠いイメージがあってアメリカを選びました。ただ、後になって、実はアメリカよりオーストラリアの方が近いということがわかって悔いが残っているんですよね。だから、リベンジとして2020年の東京オリンピックを目指していこうと思います。身体能力が上がっていて、20歳の時より今の方が足速いんです。7年後は相当恐ろしいことになっていますね。若い子だけじゃなく大人にも、今からでも夢がもてるというところを見せていきたいです。

■これからご覧になる方、そして公開を楽しみにしている方へ最後の一言
テリーサ:私自身とても誇りに思っている映画です。みなさんにとってたくさん共感できるところがあると思います。ぜひ楽しんでいってください。