池端亮による人気ライトノベル原作「あるゾンビ少女の災難」(角川スニーカー文庫)を実写化した映画『フジミ姫~あるゾンビ少女 の災難~』がこのたび、今冬の全国順次公開に先駆け、9/7(土)に本邦初公開となるイベント上映を実施致しました。
 本イベントに登壇したのは、ヒロインのユーフロジーヌを演じた逢沢りなさん、ユーフロジーヌに仕える侍従のアルマ・Vを演じた春奈るなさん、“ヤナキク”として本作の主題歌も担当する歌手・女優の菊井彰子さん、声優の徳井青空さんと菱沼康介監督の5名。

■日時 2013年9月7日(土)  17:00〜17:30 
■会場: TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2番スクリーン (港区六本木6-10-2)
■登壇者:逢沢りな、春奈るな、菊井彰子、徳井青空、菱沼康介(監督)  
■内容:ゲストトークショー フォトセッション

各登壇者のコメントは以下の通りです。

●逢沢りなさん:
本当に非現実的な役柄で、私も初めてだったのでどう演じていいかわらなくて、
でも特殊メイクで見た目はゾンビらしいので、中身は女の子らしい、ほんわかとした天然の可愛らしい感じを出して、楽しむことを大事にしようと思いました。撮影の日々はハプニングだらけでした。ドイツ語はテープを聞いて勉強したのですが、難しくて、とりあえず聞いて練習するしかないと思いました。 皆さんに観て頂けて本当に嬉しく思っております。周りの方とかにフジミ姫こんな映画だったよと宣伝して頂けると嬉しいです。

●春奈るなさん:
敬語の語尾が難しかったです。でも役柄が毒舌でクールだけど、可愛らしい面もあるのでそういうちょっとした可愛らしさを出せるよう頑張りました。普段は毒舌ではないですが、好物がハイボールなので見た目と違って男らしいと言われます。日常で身体を動かすことがあんまりなく、アクションが大変で私のシーンでは日が暮れちゃう事が多かったです。私にとって女優として初めての作品で、大切な作品になりましたし、これから沢山の人に愛される作品になっていけばいいなと思います。

●菊井彰子さん:
とっても頭の回転が早い女性の役なのですが、普段の私はどちらかというと真逆なので、かっこいい女性に近づけれるように一生懸命演じました。撮影中は逢沢さんと春奈さんと一緒になることが多く、夜遅い時間くらいになるとテンションがおかしくなって曲に合わせてフー!と言ったり、楽しみました。何度でも観ていただきたいなと思う作品です。主題歌も「ヤナキク」というユニットで歌わせてもらっているので、そちらも要チェックでお願いします。

●徳井青空さん:
人間の役ではないので、本当に演じた事がない感情というか、冷たいのかなとも思ったりしたんですけど、実は人間以上にピュアだったりするのかなと思って面白かったです。
フジミになれたらなってみたいです。この先の未来がもっとハイテクになるかと思うと興味があるので、長生きしたいですが、でもずっと死ねないのは嫌です。
たまにシュールだったり、ほっこりしたり、せつなかったり、いろんな要素が詰め込まれている素敵な作品に出演することが出来て本当に嬉しく思っております。是非お友達にもおすすめして頂けると嬉しいです。

●菱沼康介監督:
アニメの台詞も入れたのですが、あえて真似ず、ご自身の感情でやってもらっていたので気づかない人は気づかなくてもいいやくらいでやっていました。ただ、中にはまるまる同じもあったりはして、細かく入っているのでもう1回みるとここかと気づくかもしれません。特殊メイクしたり、血まみれになったりしていますが、じっくり観ていると仮面の裏に隠れた人の心や変わった感情が見えたりして、
人によっては怖かったりするかもしれません。ホラーコメディ独特の面白さになっていると思いますのでまたもう一度観て頂けたらと思います。