依然として人々の高い注目を集める<ダイアナ妃>の映画が、いよいよ英国で封切られる運びとなりました。現地時間9月5日(木)に開催された、女王陛下のおひざ元、ロンドン・プレミアのレッドカーペットには、日本語版の主役をつとめる米倉涼子(38)が登場。ダイアナ役のハリウッド女優ナオミ・ワッツ(44)、恋人の医師役ナヴィーン・アンドリュース(44)、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督(56)らとともに、詰めかけた観客の声援に応えました。

◇日程:現地時間9月5日(木)
①米倉涼子+ナオミ・ワッツ対談 現地16:00頃〜 @Claridge’sホテル 
②レッドカーペット 現地18:00頃 @オデオン・レスター・スクエア
◇参加者:ナオミ・ワッツ(44)、ナヴィーン・アンドリュース(44),オリバー・ヒルシュビーゲル監督(56)、米倉涼子(38)ほか

①<ダイアナ役> 米倉涼子✕ナオミ・ワッツ(&監督) 対面! 米倉と対面したナオミは、「とても美しい人でお会いできて嬉しい。あなたもダイアナ妃を演じられるわよ」と米倉の印象を語り、その場に居合わせた監督も「王室の雰囲気があるよね」とべた褒めするなど和やかな雰囲気で対面がスタート、米倉も「ふたりとも、気さくで安心しました」と打ち解けた様子。ダイアナについての話が尽きず、米倉からナオミに、「ダイアナにとってハスナットとの関係はうれしかったと思うけれど、ナオミはどう思う?」とたずねれば、「離婚して王女の肩書を失った彼女にとってはとても力を与えるものだった」とナオミ、ダイアナの天真爛漫な性格を表しているようなシーンについては、「宮殿から出られるんですね!」と車の後ろに入って愛しいハスナットに会いに行ったエピソードについて米倉が驚いた感想を話すなど、笑いを交えながらの会話が続いた。また、映画の中でダイアナが“メスライオン”と呼ばれているが、「メスライオンって呼ばれたことありますか?私はあるんだけれど・・・」と、米倉が切り出すと、ナオミは呼ばれたことがなかったため、監督がナオミに「僕がいつか“メスライオン”って呼ぶよ」と返して一同爆笑するなど、すっかり意気投合していた。 ②米倉涼子 レッドカーペット! レッドカーペット周辺には、早くから数百人のファンが詰めかけており、プレミア前から英国内メディアがこぞってとりあげるなど、注目度の高さを伺わせる中、イベントがスタート!「ロンドンのレッドカーペットは初めてなので楽しみです!」と言っていた米倉は、エミリオ・プッチのプリーツが印象的な白いロングドレス、ジミーチュウの靴、総額約1千万のカルティエのアクセサリーに身を包み登場。さっそうとレッドカーペットを歩く姿に、100人近く集まったカメラマンが一斉にシャッターを切り、米倉も笑顔で答えていた。 続いて登場したナオミ・ワッツは、ヴェルサーチのロングドレスにショパールのジュエリーという映画にちなんだブランドを身につけ登場。英国のバラと呼ばれ世界一有名な女性を演じただけに、「初めてロンドンで披露するから、とってもナーバスになっているの」と緊張を隠せない様子だったが、「ダイアナは、とても知的で思いやりがある女性。強いい精神とカリスマ性と優雅さを持ち合わせていた素敵な女性だわ」とダイアナへの尊敬も感じさせる気持ちを語っていた。 日本での公開は、10月18日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー。