映画『鷹の爪GO〜美しきエリエール消臭プラス〜』空飛ぶ試写室“鷹の爪JET”出発式
河北麻友子さんが劇中のキャラクターをモチーフにしたピンクのCA衣装で登場!!FROGMAN監督からは、宮崎駿監督へマネされた発言が飛び出して!?
映画館の常識を変えた上映前のマナームービーがブレイクし、今や日本全国民の支持を得る大人気ギャグコメディアニメの地位を確立した「秘密結社 鷹の爪」の、待望の劇場版第5弾『鷹の爪GO〜美しきエリエール消臭プラス〜』が9月13日(金)の全国公開に先駆け、羽田空港にて“鷹の爪 JET”出発式イベントを実施致しました。
公開を記念して実施された本イベントは、多くのタイアップ企業の中の1社、スターフライヤーの全面協力の元、実施され、イベントでは、通常便(東京発→福岡行)の機内で本作の最速試写会を行い、出発前に空港ゲートでFROGMAN監督と河北麻友子さん、吉田くんの着ぐるみ、さらに本物のCAと共に出発式を実施した。登場した河北さんは、映画で自身が初声優を務めたキャラクター「ヨルニー」をイメージしたオーダーメイドのCAの衣装で登場。また、飛行機でのこれまでに起きたハプニングについてきかれると、男のCAからのナンパエピソードが・・・。さらに、次回作への意気込みも披露した。
一方、監督は河北さんの吹替え時のエピソードを語り、また、宮崎駿監督へのライバル心も。今回の試写会の当選者たちは吉田くんサンバイザーをつけて、監督と吉田くんに見送られながら、河北さんとともに福岡へ笑顔で出発していった。
イベントトーク内容
Q:河北さんはかわいいCA衣装を着ていらっしゃいますが。
河北さん「本作で演じたヨルニーちゃんにちなみ、ヨルニーちゃんぽくハートをつけたり、このスカーフもスターフライヤーにかけて星がついていたり、ちょっと気合を入れてきました。」
監督「これ全部オーダーメイドって話だったので、河北さんの気合いの入り方にびっくりしています。」
Q:実際演じてみていかがでした?
河北さん「最初はかなり緊張しました。でも、すごい途中から楽しくなっちゃって、ほんとに楽しい経験でした。最初は緊張していて、ちゃんとしゃべれていなかったですよね。」と、監督に聞くと、「そうですね。」と監督も答えていた。
河北さん「最初はすっごい不安でしたが、完成したものを見てみると案外いけていて、自信がつきました。意外といけちゃったぁという感じでした。」また、続編について聞かれると、「(今作で演じた)ヨルニーちゃんで、ぜひ続編も出たい!」と意気込んでいた。
Q:監督からみて、河北さんの声優はかがでしたか?
監督「僕も心配だったんですよ(笑)。あのときは誰もが心配していて、大丈夫かなって。録り終わっても、はたしてこれでよかったのかなと思いながら。具体的にどこを直せばよくなるのかも思いつかず。だいたい一発OKだったんですよ。で、持ち帰って、音をはめて画もはめてみると、それがすっごいしっくりいって。予想以上によかったんですよ。ある種、天性のモノだと思いますね。河北さんって。」河北さんを絶賛した。
Q:最後に映画の見所をお願いします。
河北さん「とにかくいっぱい笑いが起きる映画なので、ほんとに心から楽しんで欲しいなと思います。」
監督「最近ちょっと言っているんですけども、“風なんとか”っていう作品ありますよね。監督が声優しているってことで話題になっているんですが、うちは、7年前から監督が声優をやっているんですよ。口で効果音も7年前からやっているんですよ。」と、現在大ヒットしているアニメ作品を引き合いに出しつつも、
「さらに大山のぶ代さんメカデザインをお願いしたりとか、非常に型破りな映画なんですけども、そういう型破りさを全面に押し出しつつも、結構深いテーマもご用意しておりますので、ホントに子供から、大人まで楽しめる作品になっております。ぜひ劇場で楽しんで頂ければと思います。」と語った。
囲み取材Q&A
Q:CA衣装に関しまして、
河北さん「めっちゃテンションあがりますよ。超嬉しくて。なんかちょっと色っぽい感じで、自分でいうのもなんですが。すっごい喜んでいます。」
ご自身でリクエストしたことは?
「ヨルニーちゃんっぽくしたかったんで、ハートとか入っていればいいなと思ったんで、ボタンをハートにしてもらったりしました。」
Q:今から、鷹の爪JETに乗り込みますが、意気込みを。
河北さん「多分、人生で最初で最後なことなので、ぜひCAさんみたいなことをしたいです。」
Q:ぜひ、得意な英語でCAみたいな一言をお願いします。
河北さん「アテンションプリーズ!(笑)」
Q:飛行機で驚いたハプニングは?
海外へ行った時に男性のCAさんにクッキーを頂いたときに、クッキーと一緒に頂いたナプキンに電話番号が書かれていたというエピソードを披露。ただ、結局、連絡はしなかったとのこと。
監督「実家の近くの商店街を歩いているときに見たことがあるおじさんがいると思ったら、宮崎監督だったんですよ。なんか運命を感じましたね。今回特に、監督という職業の人に声優をやらして、しかも声で効果音をやったって聞いた時は、これはマネされたなって。そういう挑戦状を叩きつけてくるなら、こちらも負けてられないなっていう気合で今回は頑張ってます。」と宮崎監督への想いを語った。
「僕もできれば引退したいなって思っています。」と監督が言うと、「えーー。まだまだ引退しないですよ。こっちは。」と河北さんが代弁する一幕も。
「実際は、まだまだ作りたいものがたくさんあるので、まだやめられないです。とりあえず、宮崎さんくらい国民的アニメになるまでは、まだまだやめられないです。なので、引退宣言は撤回ですね。」と監督は今後の野望も語り、早速引退宣言を撤回した。