ヴェネチアに宇宙海賊が上陸!?
ドクロの旗がヴェネチア映画祭ではためいた歴史的瞬間
会場のレッドカーペットでは最高の盛り上がりに!!

日本のアニメ史上に輝くエポックである巨匠松本零士の「宇宙海賊キャプテンハーロック」が総製作費3,000万ドル(東映アニメ史上最高額)、日本のトップクリエイターとともに、世界市場に挑戦する壮大なる映像プロジェクトとして蘇ります。そして先日、現地時間8月28日より、第70回ヴェネチア国際映画祭が開幕。いよいよ映画「キャプテンハーロック」が世界に向けて航海となりました。

【映画『キャプテンハーロック』第70回ヴェネチア国際映画祭 レッドカーペット】
【現地時間】9月3日(火) 21:30〜   
【登壇者】松本零士、荒牧伸志、三浦春馬

9/3(火)現地時間、涼しく爽やかな海風が会場の空を吹き抜けるレッドカーペット会場に、松本零士、荒牧監督、そして三浦春馬が降り立ち、そこから会場は拍手と歓声でボルテージは一気に加熱した。その熱気は、そのまま押し掛けた報道陣の大量フラッシュで更に高まり、続けてカーペット脇に集まった一般観客からのサインを求める声へとつながっていった。

♦レッドカーペットでの登壇者コメント

松本零士:「とても嬉しいです。ありがとうございます。」
荒牧監督:「スゴイですね。感無量です。」
三浦:「松本先生をはじめ、たくさんのスタッフさんが作ってくださった艦(ふね)で、こうしてレッドカーペットを踏めること、すごくすごく光栄で嬉しく思っています。ありがとうございます。驚きが感動に変わっています。」

今回のヴェネチア映画祭の開催国であるイタリアを含め、ヨーロッパ全土で松本零士の人気は非常に高い。フランスではハーロックの名前が「アルバトール」に変わって1978年にテレビ放映されおり、視聴率70%を記録したと言われる国民的伝説アニメとして認知されているほど。リアルタイムにハーロックを体験し、今もなお熱狂的なファン達のことを「アルバトール世代」と称する言葉もフランスにはある。更に、2012年にフランス政府より、芸術文学勲章である「シュヴァリエ」を授与されるなど、松本零士は世界が認める日本のクリエイターなのだ。

そんな中、海外の松本零士ファンから、キャプテンハーロックの信念「俺は俺の旗の下に自由に生きる」を象徴する重要なアイテム「ドクロの旗」が、レッドカーペット上の松本先生に手渡されるシーンも!その大きなドクロの旗はゆっくりと広げられ、遂に、70回目の歴史を持つヴェネチア国際映画祭のレッドカーペット上でユラユラとはためき、宇宙海賊が上陸した証を刻む歴史的瞬間となった。その旗とともに、松本零士、荒牧監督、三浦春馬が並ぶと、更なる大熱狂が巻き起こり、報道陣、そして一般観客からもフラッシュの嵐が絶えず、笑顔で手を振る登壇者に、観客達は惜しみなく大きな拍手を送り続けた。