9月28日(土)公開の映画『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』。本作は、12万部を超えるベストセラーとなった喜多川泰原作の同名小説を映画化。監督は「ホームレス中学生」「武士道シックスティーン」の古厩智之。主人公・和也を演じるのは、第24回JUNONスーパーボーイ・コンテストグランプリの佐野岳。
ドラマや舞台で活躍し、10月から放送の「仮面ライダー鎧武/ガイム」の主演に抜擢されるなど、今最も注目を集める若手俳優の、映画初主演作です!マスコミ試写会は毎回ほぼ満席!で、「素晴らしすぎて、ことばにできません」「佐野さん、自然で素晴らしかったです!」「イッセ-尾形さんの存在感ある演技に感動しました!」などと大評判の本作。出演者である杉田かおるも試写会で号泣したとの話も…。早くも『またかな』旋風が巻き起こっています!

 そしてこの度、8月27日(火)に完成披露試写会を行いました!

現場では母のように佐野岳を気遣っていたという杉田かおる、毎カット本気のアドリブで佐野岳を鍛え上げた(!?)イッセー尾形らが撮影後初めて一堂に会し、撮影時の裏話を語りました。

●日時:8月27日(火)  
●場所:シネマート六本木 3Fスクリーン4

佐野岳
(初主演に対して)嬉しいの一言です!公開が近づくにつれて、こういうイベントがあったり、実感がわいてきますね。大先輩方と一緒にやらせてもらって、(大人達と出会って成長していく)和也と同様に自分も成長した作品でした。ベテラン俳優の方々との共演はすごい緊張しましたが、受けの芝居なので、皆さんに助けられっぱなしで甘えていましたね。
(イッセー ⇒「そのわりにはカメラと僕の間に入ってすごく自然に僕を隠したよ?(笑)」)(などとベテラン俳優から褒められ、現場の裏話を暴露され、「汗が止まらない!!」とびっくり&恐縮していた佐野さん。)
和也は旅を通じて成長していきます。大人たちもそれぞれ問題を抱えていて、でも和也に「また、必ず会おう」と言うんです。その意味を感じとってもらえたら嬉しいです。

杉田かおる
イケメンはあんまり好きではなかったのですが、佐野さんと共演してからイケメンもいいな、と価値観が変わりました。健気に頑張っている姿を見て、体調のことが気になって、芝居よりご飯のことばかり気になっちゃって…。初めて母性本能を感じました。(笑)(佐野 ⇒「お母さんと呼ばせて下さい!(笑)」) 
(ウソにまつわるエピソードについて)役者はウソをついてなんぼなので、プロとして嘘つきでした。昔は男性のウソが許せなかったけれど、作品を通してプライベートでも男性のウソに寛容になりました。和也のウソは儚くて健気で。。人間らしくていいなと。

イッセー尾形
(アドリブについて)本人にしてみればアドリブの覚えはないですよ。とにかく長セリフが多くて。無我夢中でやりました。目が回るほど忙しいときで、そのシーンシーン死ぬ気でやりました。素晴らしい作品に参加できて心から嬉しいです。今まで若い人に演技を教えるなんてしたことなかったけど、岳くんには長セリフについてはじめてアドバイスをしました。彼の人柄でしょうね。俺の言うことも聞いてくれるんじゃないかなって(笑)。(役だけでなくイッセーさんとしても佐野さんに声をかけていた?)かけましたね。実ったと思います。

古厩智之監督 
 (イッセ−さんのアドリブについて)アドリブというのは元があってアドリブするものだけど、イッセ−さんのは、元がないんですよね(笑)(今までについたウソは?)撮影中にがっくん(佐野さん)に「いいね。今の」と言ったことかな(笑)
 (佐野 ⇒「えー嘘だったんですか!?」とタジタジ) 撮影中、一度がっくんをシメようと思って、意味もなく怒ったりしたことがあったよね。(佐野⇒「トイレに追いかけて『すみません、もう一度さっきの。。』と聞いたりして(笑)」)あの時はごめんね。(笑)