映画『エンド・オブ・ウォッチ』新宿二丁目男だらけの試写会
8月17日より公開のジェイク・ギレンホール主演の『エンド・オブ・ウォッチ』は、全米公開時にわずか3日間で興収約10億円を稼ぎ出し、ボックスオフィスの週末興収ランキングで並みいる強敵を破り、全米初登場1位を獲得したヒット作です。
本作は、ゲイのバイブル映画「ブロークバック・マウンテン」のジャック役で一躍有名となった、ジェイク・ギレンホールが主演であり、二人の男性警察官の「コンビ愛」が拝める作品ということでゲイの間でも大いに盛り上がっております。この度は、MC・DJ・タレント・ライターなどでもその歯に衣着せぬゲイ術的トークでテレビでも活躍中、そして男を見る目はピカイチのドラァグクイーン(女装家)バブリーナさんとブルボンヌさんをお招きし、新宿二丁目で男だらけのトークショー付き試写会開催いたしました。
『エンド・オブ・ウォッチ』 新宿二丁目公開直前イベント
■日時:8月6日(火) ■場所:AiSOTOPE LOUNGE
■登壇者:バブリーナ(33才・写真左)、ブルボンヌ(42才・写真右)
会場はゲイの聖地新宿二丁目。客席には、制服警官目当ての男たちが
大集合し、蒸し返すような外の空気にも負けない異様な熱気のなか、
黒のシースルーレースのロングドレスのバブリーナとゴージャスなアクセサリーをめいっぱいつけたブルボンヌが登場し、大きな拍手の中、おネェたちの自由すぎる「ゲイ術的」トークが始まった。
ブルボンヌ/新宿二丁目のジェイク・ギレンホールでーす。
バブリーナ/この映画はゲイに来てほしい、観てほしい映画ということで私たちが呼ばれましたー。
ブルボンヌ/ロスのコップが主人公の映画だということで、私たちもロスっぽい感じでやって来ました。3日以内に「この映画を観て!」と30人にツィートしないと呪われるからねっ! 何と言っても今回の主人公は、ゲイのバイブル映画『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞助演男優賞のノミニーになったジェイク・ギレンホールの主演映画なのよ!
バブリーナ/「後ろに気をつけて!」 “Watch Your Six”というセリフがアメリカのゲイの間で大ヒットしたそうなの。Six(6)っていうのは、後ろっていう意味なんだって。バックに気をつけないといけないのよ!
ブルボンヌ/この映画ではジェイクがずっと警官コスプレしてるのよね。
バブリーナ/制服フェチが楽しめるのよ。
ブルボンヌ/この映画に描かれているコンビの友情についてはどうかしら?
バブリーナ/男同士を見るとどうしてもHなことを考えちゃうんだけど…
ブルボンヌ/私たちだって男同士の世界だけど、この映画みたいな友情は無いのよ!
バブリーナ/もう少し汚れてる。仲間のことなんて祝えない〜
ブルボンヌ/だから私たちに足りないビタミンみたいなサプリメントみたいなものがこの映画にあるの。私たちが憧れている友情のある映画なのよ!
バブリーナ/その辺も楽しめるのよ。それに臨場感がすごいわ!
ブルボンヌ/手持ちカメラで撮っている映像だから、なんか流出しちゃった感じ?
バブリーナ/密着警察24時みたいなのよ!
ブルボンヌ/ドキュメンタリーを観ているみたいに臨場感のある映像。車載カメラなんかにもタイムコードが入っていて、そういうのも新しい! 刑事ものの映画は多いけど警官ものはなかなか無いわ。
バブリーナ/この映画は自分の視点で観ている感じになるのよ。でも一般の方にとっては新宿二丁目もサウス・セントラルみたいな場所に思えるかもしれないわね。
ブルボンヌ/そうよ、ラガーマンみたいな人にとっては歩いているだけでサウス・セントラルなみに危険な場所よ! でもこの映画ではちょっとだけジェイクの裸が観られるけど、それだけじゃなくて次は30分くらいはジェイクの全裸が観たいわー!
──ジェイクの妄想をする二人の前に実物大のジェイクのパネルが登場すると思い切り羽交い絞めにする肉食系丸出しの二人でしたー!