8月5日明治安田生命ホールにて 『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』の完成披露試写が実施された。

 ◆登壇者:要潤、夏帆、時任三郎、上島竜兵、竹山隆範、中尾浩之監督(キャストは劇中衣装を着用) 
 ◆場 所 :明治安田生命ホール

客席中央から登場した要潤扮するタイムスクープハンター沢嶋が、2013年8月5日にタイムワープしてきたと想定し、客席に密着取材を行った。竹山からの「早く!」という掛け声とともに緞帳が上がると、舞台には、夏帆、時任三郎、上島竜兵、竹山隆範、中尾浩之監督が劇中衣装で登壇していた。要は、テレビシリーズが始まった当初から「いつかは映画になったらいいね」と監督と要は話していたこともあり、ようやく映画になったことにしみじみ。今回の劇場版でタイムスクープハンターに参戦した夏帆は、「とにかく現場のスピードが速くて驚きました」と、リハーサルなしの現場に圧倒され、「すごく臨場感がでています」と特殊な撮影現場の良さをアピール。同じく初参戦の時任も、「自分は楯が得意じゃないのですが」と言い、監督からの特殊な交渉術によっていつの間にか出演していたと明かす。本格派俳優として挑む上島は、監督から褒められながら気持ちよく撮影したと言いつつも、「竜ちゃん、すごいよ!サイコー!もう一回お願いします!」とオチのある撮影現場でのエピソードを明かした。竹山は「この番組のファンだった。公言してなかったのに、いつのまにか出演していた」という喜びの言葉をはなった。最後の挨拶をMCからふられたのは、上島。「俺じゃないだろ!」と斑弄していると、要、夏帆、時任、竹山、監督につづき、上島さんが「では、私が」というと、上島さん以外の全員で、「どうぞ、どうぞ」とお約束の流れで周囲を和ませた。会場は伝統芸に盛り上がったかと思うと、いきなり上島が要につっかかる。要も負けじと言いかえし、喧嘩勃発か?と思われたところに、まさかの上島から要にキス!?と思わせて要が交わす。2度目の伝統芸に会場からは爆笑の声があがり、20分間のコントは終了。最後に「日本一のアトラクション映画です。その時代にタイムワープしたかのような錯覚に陥ってフィニッシュを迎えると思います。本当にこの映画は夢でした。一人でも多くの人に見ていただき、率直な感想を家族や友人に語ってどんどん口コミで作品が大きくなれば嬉しい」と公開への意気込みを語り、イベントは終了した。