日本のアニメ史上に輝くエポックである巨匠松本零士。「銀河鉄道999」に代表されるSFアニメの中でも多くの少年の胸を打った「宇宙海賊キャプテンハーロック」が総製作費3,000万ドル(東映アニメ史上最高額)、日本のトップクリエイターとともに、世界市場を見据えた壮大なる映像プロジェクトとして蘇ります。“絶望の危機に瀕しても前に進んでいく男がいる”本作のプロジェクト立ち上げの想いを継承するべく、日本のダークヒーロ=宇宙海賊キャプテンハーロックがいよいよ9月7日(土)に全国公開となります。
この度、ホテル グランパシフィック LE DAIBAにてキャプテンハーロックのコンセプトルームのオープンを記念して、原作総設定の松本零士さん登壇のコンセプトルームオープニングイベントを行いました。

■『キャプテンハーロック』コンセプトルームオープニングイベント 概要■
【日時】 7月18日(火) 16:00〜17:30  【場所】 ホテル グランパシフィック LE DAIBA
【登壇者】 松本零士 
お台場にあるホテルの一室が「キャプテンハーロック」仕様に生まれ変わった。キャプテンハーロックが座る艦長席をはじめとして室内のいたるところに、本作のアイテムが散りばめられ、細部までこだわりぬかれた空間に仕上がっており、まさに、ハーロック達が乗船しているアルカディア号の船内にいるような感覚にもなれた。
実際に部屋をご覧になった松本氏は御満悦の表情で、改めてキャプテンハーロックが蘇ったことに対して興奮している様子だった。オープニングイベントでは、松本氏はハーロックのマントを羽織っての登場。室内の壁にサインすることも快く引き受けてくれた松本氏は、艦長席に座りながら気分はキャプテンハーロックといったご様子で饒舌に映画への思いを語った。今回のハーロック部屋を実際に見ての感想は「不思議な感じがしますね。自分の家にも(艦長席を指しながら)作りたいなと思いますね」とキャプテンハーロックの世界観がった甦ったことに感無量といった表情を浮かべながら完成を述べた。今回新しく生まれ変わった本作については「今回初めての3DCGアニメーション作品ですから,非常にうれしいことですね。これから再スタートしていくための、大事な作品でもあり、記念的な作品です」と本作への思いを語りながら、今後のキャプテンハーロックの展望についても語った。コンセプトルームの気にいっているところを聞かれると、「(乗組員全員が描かれている)この壁画ですね。中々作れないですよ。あとはこの椅子(艦長席)ですね」と答えた。現在女性の方から予約が殺到しているという質問に「嬉しいことですね。(女性ファンが多いことは)意識したことがないですが、是非泊まってほしいです。ハーロックはドクロを身にまとっていても恐くはありません。なので夜も心配なく、いい夢を見て頂きたいですね。楽しい夢をご覧になり、幻想のアルカディアの世界で過ごして頂ければと思います」と当時のファンだけでなく、女性や若い世代に対してメッセージを送った。キャプテンハーロックコンセプトルームは、7月20日〜12月20日までの期間展開される。それにあわせて、東京ジョイポリスでは、同作品とコラボした展示やスタンプラリー(7月20日〜9月30日まで)。松本氏プロデュースの水上バス「ホタルナ」「ヒミコ」は映像の上映や記念撮影できる等身大スタンディ、キャラクターをイメージしたジェラートやオリジナルメニューを販売する(7月20日〜10月上旬)など、7月20日からキャプテンハーロックがお台場をジャックする!!