本日、公開を迎えました『爆心 長崎の空』の初日舞台挨拶が、東劇にて行われ豪華出演者が登壇致しました。

日時:7月20日(土)12:10〜 場所:東劇
登壇者:
北乃きい(22)、稲森いずみ(41)、柳楽優弥(23)、宮下順子(64)、池脇千鶴(31)、小曽根真(52)、小柳ゆき(31)、日向寺太郎(47)

MC:この作品で重要視した点は何でしょうか?
監督:受難や苦難から人間がどのように立ち上がるのかという点を大切にしていた、と今改めて思いました。

MC:出演者のみなさまにこの作品に対する思いや裏話などございましたらお聞かせください。
北乃:キャンペーンで長崎を始め、本当に色々なところを回らせていただきました。それが初めて出演した作品以来のことで、この作品は特別なもので、今日の初日も本当にワクワクして昨日 の夜は眠れませんでした。(劇場内で泣いている赤ん坊を見て)赤ちゃんが泣いているんですが、私も泣きそうです。(言葉をつまらせ)すみません。

稲森:長崎の原爆資料館に行かせていただいた時に、本当に悲しい気持ちになってしまったんです。でも、この作品も含め、これからもこれらのことを忘れずに伝えていかなければならないという思いで今回役を演じさせていただきました。

柳楽:セットの小屋がすごく気に入っていました。あまり綺麗とは言えないんですがすごく雰囲気が好きだったんです。役もすごく私と共通点が多くて、感情移入しやすかったです。裏話というか、劇中は夏の設定なのですが、撮影中は真冬で雪が良く降ってしまうというハプニングはありました。

宮下:私は、撮影中寒いのか暑いのかの記憶も曖昧で(笑)。ただ待ち時間なんかはみんなで和気あいあいだったのはすごく覚えていますよ。

池脇:そんなに役について、監督から指示を受けたりなどはなかったのですが、みんなの潤滑油になればという思いで演じました。悩んだりはなかったですね。非常に明るい役なので。ただ撮影中寒かった記憶は残ってますね(笑)

終盤には小柳さんが映画のために作詞したのは初めてだという、主題歌の「ひまわり」を生で熱唱。今回で聞くのは2回目だったという北乃さんは「この曲を聴くと本当に映画の色々なことが思い出されて泣きそうになるんです。でも今日はもうなきません。ぜひみなさんCD買って下さい!」と自らプロモーションを行い、小柳さんと会場の笑いを誘った。