7/20より北欧映画の巨匠ベルイマン監督の作品がデジタルマスター版の公開が決定、またトーキョーノーザンライツフェスティバル2013で満席立見の盛況を博した北欧映画『サウンド・オブ・ノイズ』も7/27より劇場公開される。これを記念しスウェーデン大使館で2作品の試写会と、スウェーデン出身・映画コメンテーターとしても大活躍中のLiLiCoさんのトークショーイベントを開催。スウェーデン映画事情や、スウェーデン式恋愛術などスウェーデンの魅力をたっぷりと語りました。

『スウェーデン映画の夕べ』
日時:7月8日(月)
場所:スウェーデン大使館
ゲスト:LiLiCoさん

LiLiCoさんコメント
『サウンド・オブ・ノイズ』は不思議な映画。映画の中の音楽テロリストたちのように音楽で犯罪をするような、とんでもないことをしたい気持ちは分かる! 昔、私も六本木で裸で暴れていましたから。笑 テロリストの男性たちに好きなタイプはいなかったかな。最近、スウェーデンに帰って、スウェーデン人の男性もいいなと思ったけど。でもこうして最近のスウェーデン映画が日本で公開されるのは嬉しい。

若いときはベルイマン難しいと思ってたけれど、でも大人になってもう一度きちんと見なきゃと。私も40過ぎて、いつ死ぬか分からないし、後悔ないように生きよう!と感じていて、「野いちご」の主人公にはとても共感しました。ベルイマン監督は、5回も結婚したモテモテの監督!肉食系ですよね。私も監督が素敵だったらゴマすりますよー!ベルイマンは分かったら大人!と思える素晴らしい作品ばかりなので、特集上映でスクリーンでみることができるのはとても嬉しい。貴重な機会をぜひ皆さんもご覧ください。

スウェーデン映画は日本にあまり入ってこないことを悲しく思っていて、なかなか日本で公開されないので、こうして映画館やスクリーンで観れる機会ができるのはとても嬉しい。私はいつか、自分で買い付けして、スウェーデン映画の歴史から最近のものまで変遷をぜひ紹介したい!という野望があります!ユーモアのセンスも見所なので、是非みんなに楽しんでほしいです。

「イングマール・ベルイマン3大傑作選」 (『第七の封印』『野いちご』『処女の泉』)
7/20(土)よりユーロスペースにてロードショー!
北欧映画界の至宝、イングマール・ベルイマン。黒澤明、フェデリコ・フェリーニとならび「20世紀最大の巨匠」と呼ばれ、世界の映画人たち——ウディ・アレン、スピルバーグ、スコセッシ、トリュフォーやゴダール等ヌーヴェルヴァーグの作家まで、ベルイマンから大きな衝撃と影響を受けている。
20世紀最大の巨匠と呼ばれる彼の世界遺産的傑作群を、ベルイマン生誕95年となる今年、彼が50年代に監督し、映画人たちに絶大な影響を与えた “世界遺産的傑作群”と呼べる3作品『第七の封印』『野いちご』『処女の泉』をデジタルリマスターで公開。 http://www.bergman.jp/3/ 配給:マジックアワー

『サウンド・オブ・ノイズ』 7/27(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開!
街を楽器に!音楽で世界を変革する−北欧発! 前代未聞のクライム・ムービー日本上陸!
突如街に現れた謎の6人組。彼らはあらゆるものを楽器に見立て、とんでもない場所 で音楽を作り上げる音楽テロリストだった!彼らを追うのは、有名音楽一家に生まれながらも、音痴で音楽嫌いの警官、アマデウス。街中に貼り出された4つのテロ予告。アマデウスは、ある事件の現場に取り残されたメトロノームを手掛かりに捜査を 開始するが・・・。果たして、彼らの目的とは?そして、アマデウスはテロを阻止で きるのか?
スウェーデン・フランス/2010年/スウェーデン語/102分 HP:www.son-movie.com 配給:アット エンタテインメント