人気お笑いコンビ「インパルス」の二人が映画初主演を演じた『樹海のふたり』が7月6日(土)より公開致しました。
この度、ユーロスペースにて初日舞台挨拶を開催し、本作品の出演者である、インパルスの板倉俊之さんと堤下敦さん、遠藤久美子さん、山口秀矢監督が登壇いたしました。

落ちこぼれのフリーテレビディレクターが生活を懸けて取材した樹海で、生きていくことの意味を考えていく感動のヒューマンドラマ。報道番組の特集コーナーで自殺志願者に取材したテレビディレクターたちの実体験を元に描かれています。
本作が映画初主演となるお笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之さんと堤下敦さんがテレビディレクター役を熱演。その他、ディレクターの妻役を演じました遠藤久美子さんや監督が登壇し、撮影秘話にも花が咲き、大盛り上がりの舞台挨拶となりました。

『樹海のふたり』公開初日 舞台挨拶
◆開催日程:7月6日(土)
◆場所:ユーロスペース
◆登場者:インパルス板倉俊之、インパルス堤下敦、遠藤久美子、山口秀矢監督

【イベント内容】

インパルスの板倉俊之さんと堤下敦さんが登壇し、共演の遠藤久美子さん、山口秀矢監督と映画撮影時の撮影秘話などを語って頂きました。

【コメント】

■板倉俊之さん(インパルス)
「子役時代から長く芝居をやってきて(笑)、ようやく今日主役として舞台挨拶に立つことが出来ました。」とおどけて自己紹介をした。
また「芸人をやっていく上で、映画の主演をやるなんて思っていなかったので、不思議な気分です。」と今の気持ちを話した。
見どころについては「遠藤久美子さんがベランダから手を振ってくれるシーンがすごくいいんです。」と熱く語った。

■堤下敦さん(インパルス)
「撮影から1年以上経つのですが、先日富士山が世界遺産になったということで、丁度良いタイミングで沢山のお客さんに観に来て頂けて嬉しいです。」と挨拶した。
「実はオープニングが僕の声から始まるんです。いつも早口でせっかちなので、ゆっくりとしたナレーションになるように心掛けました。なのでそこに注目して聞いて頂けたらと思います。」と見どころを語った。

■遠藤久美子さん
「板倉さんの妻役の竹内純子をやらせていただきました。私は障害をもつ子どもをもっている苦悩があり、夫役の板倉さんは仕事の苦悩をもっているという、色々な苦悩を抱えている家族です。そんな家族だけれども、板倉さんが息子を抱きしめるシーンがあって、そこの板倉さんと息子の雰囲気がとっても良く是非観て欲しいです。」とお薦めポイントを語った。

■山口秀矢監督
「時間をかけて作った作品が本日公開されるということで、不安と期待を噛みしめております。富士山が世界遺産になったことと『樹海のふたり』の封切が偶然にも重なりました。
世界遺産になったことが光だとすれば、今も樹海で行われているかもしれない
陰の部分があるということです。」と語った。
「インパルスさんに出演の話をしたときに、自然体で演技をしてください、自然体でできるかどうかがNGかOKの差ですからと言いました。そしたら、お二人は非常に自然体で演技をして下さり、スパスパOKを出していったら現場に緊張感が生まれ、それがよりドキュメンタリーチックになっているところがお薦めであり、他の映画と違うところだと思います。」と見どころを語った。