テレビ東京7月クール:金曜深夜1時台のドラマは“食べるだけ”の美女が幸せを届けるちょっと不思議でコミカルなドラマ「たべるダケ」(7/12 スタート)です。
7月12日のオンエア開始に先駆け第1話の試写とメインキャストの3名(後藤まりこ、新井浩文、石橋杏奈)を迎えての取材会を実施いたしました。

MC:本日はドラマ初出演にして初主演、
食べるだけの謎の美女・シズルを演じる後藤まりこさん、
シズルに恋するバツ3男、柿野義孝演じる新井浩文さん、
オフィスのマドンナ役で柿野のことをだんだん好きになってしまう、薮内久美演じる石橋杏奈さんの3名
に劇中の衣装でお集まりいただきました。
本作プロデューサーより一言ご挨拶に続き、キャストの皆様にお話を伺っていきたいと思います。

テレビ東京コンテンツビジネス局コンテンツビジネス部
大和健太郎プロデューサー:

本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
今日会見に参加いただいた3人のキャストを中心に、キャスト・スタッフ・関係者皆様の
ご協力により全12話が間もなくオールアップとなります。
一番のみどころは、やはり主人公シズルが色々なコスチュームで魅惑的に食べる姿ですが、
原作に無いオリジナルなストーリー、キャラクターもたくさん盛り込んでいますので、
シズル(後藤まりこ)、柿野義孝(新井浩文)、薮内久美(石橋杏奈)3人の
関係にも注目していただけるとより楽しんでいただけると思います。

後藤まりこさん:こんにちは、後藤まりこです。
今回はじめてドラマで主演をやらせてもらって、「いただきます」「ごちそうさま」のほか
はぽつぽつとしかしゃべらないけど、僕は(※後藤さんの一人称は僕)そこに人間味を感じました。
好きな作品なのでよろしくお願いします。

新井浩文さん:普段あんまりドラマからはオファーが来ないのですが、
今回こういうお話をいただき参加することとなりました。
第一話は自殺をしようとする柿野がだんだん明るくなっていくお話なのに、
撮影が過酷過ぎて後半にいくにつれ不機嫌になっていないかが心配です(笑)。
ウチらキャストは、後藤さんの食べるシーンのフリでもあるのでそこを心がけました。
(放送が深夜なので)見ていただいたら、夜食を食べたくなって太っちゃうくらいになってもらえるといいですね。

石橋杏奈さん:今回自分のことが大好きで自信過剰な女の子の役なのですが、
次第に柿野のことが気になって好きになっていきます。
撮影の順番がお話の順番と違いバラバラだったのでうまく成立しているか心配です(笑)。

MC:後藤さんはドラマ初出演でしたが、撮影中苦労されたところなどありますか?

後藤さん:たくさんあるので、言えません。自分自身の問題でした!
でもおいしくいただきました、ごちそうさまでした!

石橋さん:味はすごくおいしいんですけど、
食べるシーンはハイスピード撮影で一度に16秒分しか撮影できないので、
一気に何口もたべなきゃらならくてそれが大変でした。

MC:後藤さんの食べっぷりはいかがでしたか?

新井さん:後藤さん映っていないところでもガツガツいくんで(笑)。いい食べっぷりでした。

※以下質疑応答

Q:タイトルは「たべるダケ」ですが、ご自信が夢中になって食べちゃう好きな食べ物はありますか?

新井さん:100パーセント肉ですね。焼肉、鳥はあまり好きではないので、哺乳類の肉ですね。

後藤さん:豆類が好きです。ベッドの上とかで口にいっぱい入れて牛乳で流し込んだりします。

石橋杏奈さん:うどんですね。

Q:なにかコレを食べて幸せだったという経験はありますか?

新井さん:2ヶ月間撮影でウクライナに行っていたことがあって、
ご飯が合わなかったんですよ。日本に帰ってきて食べた回転寿司がおいしくて、日本食っていいなと思いました。

後藤さん:あんまり考えたことが無かったです。
食については“いのちの食べ方”っていう本を読んだときに考えました。

石橋さん:食べるのは大好きなので、常に幸せを感じて食べています。

Q:今回おいしそうに食べているなと思われるように、心がけたところはありますか?

新井さん:一切無いです(笑)。

後藤さん:ハイスピードで撮影したのをプレイバックすると、
変な筋肉が動いているなーとか思ったんですけど、
仕方ないので思いっきり食べることを心がけました。

石橋さん:はやく食べることに必死で美しさまでは考えられなかったです。

Q:印象に残っているセリフやシーンはありますか?

新井さん:本音を言っちゃって大丈夫ですか?
脚本家の方がお二人いて、それぞれの柿野像がまちまちなんですよ。
一人称も“僕”と“俺”で違っていましたし、自分で考えて“僕”で通させてもらいました。
今までにないくらい自分流にアレンジしたなと思っています。

後藤さん:僕はセリフがあんまり無いんですけど、12話(最終話)の新井さんは
本当に役者さんとしてすごいなと思いました。

新井さん:あとで豆を買ってあげるよ(笑)。

石橋さん:なんでもない普通の食べ物をたべるシーンですら魅力的に
描いているのがすごいな!と思います。

Q:後藤さんご自身が手がけられたエンディングテーマはいかがですか?

後藤さん:普遍に対するあきらめです。あと祝祭感があります。

Q:豪快な食べっぷりのエピソードなどあったら教えてください。

新井さん:高校の時部活をやっていてタン塩15人前くらい食べてましたね。
今は食べられないですけど。

後藤さん:人生でそんなに食べたこと無いんですけど、電車の中に
(大食いの)ジャイアント白田さんが入ってきたときはすぐわかりました。

新井さん:ジャイアント白田さんならスロット屋で会ったよ(笑)。

石橋さん:テレビで大食い選手権みたいのを見るとすごいなとびっくりします。

Q:たくさん食べる女性はいかがですか?

新井さん:すごい好きですよ、気持ちが良いです。
女性に限らず食べない人をみると不安になりますよね。

Q:「たべるダケ」ではなく一日「○○ダケ」となったら何が良いですか?

新井さん:スロットだけ、ギャンブルだけですかね。

後藤さん:眠るだけかお風呂だけですかね。ふやけるまで。

石橋さん:私も眠るだけですね。

以上

【番組概要】
■タイトル:「たべるダケ」
■放送日時: 2013 年7月12日〜 毎週金曜深夜0:52〜1:23 放送
■放送局: テレビ東京・テレビ大阪ほか
■原作: 高田サンコ「たべるダケ」(小学館「月刊!スピリッツ」連載中)
■監督: 藤村享平ほか
■脚本: 北川亜矢子、一雫ライオン
■主演: 後藤まりこ
■公式HP: http://www.tv-tokyo.co.jp/taberudake/
■オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/tx.taberudake
■オフィシャルTwitter:@TX_taberudake
■制作: テレビ東京/アスミック・エース ■制作協力: 松竹撮影所/ブリッジヘッド
■製作著作: 「たべるダケ」製作委員会