2007年の番組開始から6年。著名人を始め、お笑いファン、音楽ファンを中心に、様々な業界に多くのカルトファンを獲得してきた、テレビ東京が誇る最強の深夜番組「ゴッドタン」。

その番組の伝説的企画「キス我慢選手権」が劇場映画として、明日6月28日(金)より全国公開致します。
公開前日にあたる本日“公開記念前夜祭”と題して、豪華キャスト勢揃いの舞台挨拶を行いました。

イベントには、本作が映画初主演の劇団ひとり、番組レギュラーのおぎやはぎをはじめ、本作品でも重要な役割を担っているバナナマン、セクシー女優の葵つかさ、紗倉まな、さらにはスペシャルゲストとして、重要なキーパーソンとして出演している京本政樹が浴衣姿で登壇し、満員御礼の観客を前に、公開を迎える喜び、撮影のエピソードを語りました。

イベント名:『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』公開記念前夜祭 舞台挨拶
日程:6月27日(木)18:00 マスコミ受付開始/18:30〜イベント開始
場所:新宿バルト9 スクリーン9(429席/新宿区新宿3丁目1−26 新宿三丁目イーストビル 13F)
登壇:劇団ひとり、おぎやはぎ、バナナマン、葵つかさ、紗倉まな、京本政樹、佐久間宣行監督

■いよいよ明日から公開です。ご挨拶と感想をお願いします

主演・劇団ひとり/元暗殺者”砂漠の死神”こと川島省吾役:
砂漠の死神こと劇団ひとりです。『ゴッドタン』の1コーナー企画「キス我慢選手権」が異例の映画化を果たしました。マジ歌ライブをやるとお客さんがたくさん来てくださるように、こんな風に映画になったのも、みなさんのおかげだなって思います。
昨日、気になってTwitterで「キス我慢選手権」を検索したんです。「楽しみ!」といいうツイートもあってうれしかったんですけど、「明日の前夜祭のチケット余ってます!」っていうのもあったんですよ(笑)。来れなかった人が後悔するような素晴らしい作品なので最後までお楽しみ下さい!

矢作 兼(おぎやはぎ)/観覧ルーム神様役:
この作品での僕の立場は、みなさんと同じなんですよ。単純にバスでくっついて劇団ひとりの素晴らしい演技を観ていただけなんですから(笑)。
ただ、映画ということで僕も緊張していました。普段もですが、失敗できないんですよ。
映画になってどうなっちゃうんだろうって心配していたんですが、完璧に映画になっていましたよ(笑)。今日みなさんは、先に観れるんですよね。
ほんとうに大爆笑の連続!これだけハードルあげても大丈夫なくらいの作品に仕上がっているので、みなさん楽しんで行ってください。

小木博明(おぎやはぎ)/観覧ルーム神様役:
劇団ひとりや、女優さん、ほかのキャストのみなさんもすごいんですが、
何より「邪魔になるんじゃないかな」と思っていたモニタリングルームっていうシステムが凄い良い!
明日から公開で、たくさんのお客さんや、もしかしたら映画関係者の方も観るかもしれません。
この、モニタリングルームという素晴らしいシステムを、おぎやはぎ、バナナマンが引き受けますので、お話お待ちしてます!とにかく今日はモニタリングルームの素晴らしさを観てください!

設楽 統(バナナマン)/観覧ルーム神様役:
こんなにたくさんの方に来て頂いていると知らなかったので、『ゴッドタン』ファンの方々の熱さがすごくうれしいです。僕らは『ゴッドタン』のレギュラーじゃないんですけど、よく呼んでもらえて、映画にまで出演させて頂きました。
映画史に残る、こんな撮り方をした映画は、今後もあまりないと思うので、そんな歴史の一場面をこの場で共有できるのが素晴らしいと思います。
実は、最近この劇場に映画を観に来たんですけど、この作品のポスターが貼ってあったので、ちょっと隠れちゃったんですよ(笑)。でも今日はこんなにたくさんのお客さんに来ていただいて本能的にヤバイと思ったそのときの自分を恥じたいです(笑)。

日村勇紀(バナナマン)/観覧ルーム神様役:
この番組には我々は本当によく出していただいて、映画にまで出していただいているんですが、私はゴッドタンではヒム子という役をやらせてもらってまして、ヒム子も映画にまけないくらいどんどん流行っていってるんですよ(笑)いま、なんとヒム子の「わざあり!」っていうギャグを、どういうわけかIKKOさんが「セオイナゲ!」って言うんですよ(笑)
最高の主役、最高の女優、最高のスタッフ、お客様、劇場、座席に、ポップコーン、ドリンク、最高の状況でつまらないわけがないんですよ!
最高のキス我慢ムービー楽しんで行って下さい!

葵つかさ/ 葵コンツェルンの会長令嬢 葵つかさ役 :
撮り直しのきかない作品だったので、最初から最後まですごく緊張していました。でも最後は本気で泣いてしまって、こんな気持ちになった映画は始めてです。
本当にすごく楽しかったです。自分のなかで一番感動した映画になりました。

紗倉まな/省吾の血のつながらない妹 紗倉まな役:
『キス我慢選手権』はテレビでやらせて頂いたことがあるのですが、
その時もいつもと全くちがう雰囲気の現場で、本当にドキドキしていました。
まさか映画になって私も出させていただけると思っていなかったので、
初めてお話を頂いた時は目が点になりました。
映画のときはスタッフさんもたくさんいて、みんなでがんばりました。
ひとりさんのアドリブが凄いのはもちろんですけど、笑いあり涙ありの素敵な映画になりましたので皆さんよろしくお願いします!

京本政樹/葵コンツェルンの会長 葵博士:
僕は「ゴッドタン」にも出たこと無いですし、なんでここに立っているのかわからないんですけど(笑)
ご縁がありまして、ノリで行こう!と葵つかさちゃんのお父さんという役をやりました。
つかさちゃんのお父さんで、博士の役なんですけど、そう見えないわけですよ。ヒゲもつけて、白髪にして、シワも描いて…いっぱい化けたんですけど、それが失敗でした(笑)。
観た人が誰だかわかんないみたいで、「出てましたね」って全然言われないんですよ(笑)。
本当に全然取り直し無しの一発本番なんですよ。ぼくは最後のほうに肝心な台詞がある役なんですが、しゃべってたら付け髭がとれちゃって。でも止められないから、後半はずっと口元を手で押さえながらやってるんですよ。監督、編集しずらかったでしょう?
でも俳優として言わせていただくと、この作品は素晴らしい。
こんな手法で、こんな素晴らしいものが出来るなんて、ひとりくんのアドリブも素晴らしいし、でも僕は失敗しました(笑)。

佐久間宣行監督:
最初の企画を、東宝や制作の方々に説明したときに「録れない」って言われたんです。
でもカメラも全部アドリブでやらせてほしいとお願いしたときに、テレビや映画のいろんなスタッフが協力してくれて、本当に一発本番撮り、撮り直しなしでイッキに撮った鮮烈な現場が再現できてうれしいです。
劇団ひとりの動きが一連なので、裏では技術陣がバケツリレーでカメラを回してたんですよ。
中継車では「アシスタントが転んだ!?」とか「怪我した!?」とか怒号が飛び交いながら「本当に一発で撮ったの!?」っていう奇跡みたいなシーンがたくさん撮れました。
知恵と勇気で撮った奇跡のシーンがたくさん入っているので、是非そこも楽しんでください。

今日の深夜には前夜祭特番があります。それも非常におもしろいので是非観てほしいです。
今日ご覧頂く方は、おもしろかったらいろんなところで感想つぶやいて下さい。

僕はADで「この業界は向いていないんじゃないか」と思っていた時に、お笑いのネタ番組をやらせていただいていた時に選んだのが、劇団ひとりとおぎやはぎで、その頃にバナナマンを紹介してもらって出会えたので、ADの頃からおもしろいと思っていた人たちと、10年経ち、こういった場でいろんな人にみてもらえる作品をつくれたのが何よりも嬉しいです。

深夜2時のお笑い番組で、こういう映画ができたこと自体奇跡だと思っているので、みなさんの力でヒットさせてもらって大きな奇跡に育ててもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします。