数あるディズニー/ピクサーの傑作の中で、最も愛されている作品のひとつ『モンスターズ・インク』。その主人公マイクとサリーの最恐コンビの誕生と、彼らの巻き起こすモンスター界きっての大事件!を描いた『モンスターズ・ユニバーシティ』が7月6日(土)全国公開。
 公開に先駆けて、「モンスターズ・ユニバーシティ」のプロダクション・デザイナーのリッキー・ニエルヴァ氏が、日本の子どもたちにモンスターキャラ達の誕生秘話とその魅力を伝える“特別授業”に、ゆるキャラくまモンが出席し、世界で活躍するキャラクターになるための極意を学んだ。
 
 くまモンが出席したのは、熊本市立田迎西(たむかえにし)小学校で行われた特別授業で、83名の6年生達と共に「モンスターズ・ユニバーシティ」の主人公、サリーとマイクの描き方の講義を熱心に受け、自らもペンを取ってイラスト描きに挑戦。絵が得意で知られるくまモン、スラスラとマイクを描き上げ、更にはサリーと一緒にちゃっかりくまモンの姿も描き、ニエルヴァ氏を驚かせていた。

 実は、くまモンが、特別授業に参加したのには理由があった。熊本ご当地キャラでありながら、日本全国で人気キャラの座を手に入れたくまモンだったが、次に狙っているのは“世界進出”。今回は、世界中で愛されるキャラクターを生み出しているディズニー/ピクサーの担当者に、“世界で愛されるキャラクターになるための極意」をこっそり学ぶため。さらには、ピクサーの担当者にアピールして、ディズニー/ピクサー映画に出演したいという大きな野望があるのだとか。

 サリーとマイクのイラスト挑戦に続き、くまモンは、自身のキャラと熊本の名産「スイカ」と「からしれんこん」とを融合させた”モンスターくまモン“のイラストを作成し、ニエルヴァ氏に猛烈アピール。くまモンのアートストとしての才能に関心したニエルヴァ氏は、「すばらしい才能!是非、ピクサー・スタジオで働かないか?」と誘うが、くまモンは、「自分が目指しているのは、スタッフではなく映画に出演すること。是非、次のピクサー作品に出演したい」とあっさり辞退。

 くまモンが“世界で活躍するキャラ”を目指すのは、「熊本のことを世界の人に知ってもらうため」そして「世界中のキャラクターに会ってみたい」そうで。「モンスターズ・ユニバーシティ」は、主人公マイクが「怖がらせ屋になりたい」という夢をかなえるため奮闘する映画だが、果たしてくまモンの「世界進出」への夢はかなうのか?に注目だ。
  映画「モンスターズ・.ユニバーシティ」は、7月6日(土)より、全国ロードショーとなります。