6 月 15 日(土)新宿ピカデリーにて、第六章『到達!大マゼラン』の初日舞台挨拶が行われた。第六章はヤマトクルーより、艦長・沖田十三役の菅生隆之さんとそしてガミラス側からは、エルク・ドメル役の大塚明夫さんそして出渕裕総監督が登壇。3 人が登場すると、会場満員の約 600人のお客様は割れんばかりの拍手で出迎えた。

【それぞれのコメント】

菅生隆之さん
「第六章では、男と男のぶつかり合い、引くに引けない戦国武将の東軍と西軍のような戦いになるように、大塚君と二人で話し合って作り上げました。迫力のあるガチンコ勝負になったと思っています。「(沖田は)自分にとって非常に思い入れのある、素晴らしい役です。絶対に手放したくない役ですが、敢えて他の役を演じるとするならば、ドメルという敵の将は、ぜひ演じてみたい役柄です。六章が完成し、残すところ七章のみ、いよいよ佳境です。気合を入れて、若い共演者たちをひっぱりながら、いつまでも記憶に残る作品を作りあげたいと思います。」

大塚明夫さん
「(六章は)燃えつきました!(初代ヤマトでは)ドメルの人間的な背景まではあまり描かれていなかったのですが、2199 ではそのあたりにまで踏み込んで描かれ、キャラクターとしての厚みが出て、嬉しかったです。出渕さんに感謝しています。六章で好きなシーンは観兵式です。『兵は戦場で育つ』というセリフにぐっときてしまいました。
沖田という役柄は、すべてを受け入れ飲み込んだ上で言葉を発するので、とても難しいと思います。菅生さんぐらいの方でないと成り立たないのではと思います。ぜひ七章でヤマトが目的を達成できるのか、最後までその目で見届けていただければと思います。」

出渕裕総監督
「構想段階より、ドメル役は大塚さんにと決めており、4 年程前に飲み屋で偶然会った際、事務所も通さず、ご本人に直接オファーをしてしまいました(笑)。
六章では、菅生さん演じる沖田と大塚さん演じるドメル、自分の中で理想の戦いを描けて感無量です。
ぜひ次章も楽しみにしていてください。」