現在、新宿武蔵野館他全国順次公開中の『建築学概論』ですが、本作を公開前から「女性だけでなく、男性も見れる韓国恋愛映画だ!」と猛プッシュしてくださっていた松江哲明監督と、ニッポン放送アナウンサー新保友映さんの大ヒット御礼トークショーを行いました。

●日時:6月12日(水) 場所:新宿武蔵野館

【松江哲明監督コメント】
最初はタイトルが大学の講義のようで、期待していなかったけれど、『マルチュク青春通り』のハン・ガインが出ているので、何かあるなと思った。映画は仕掛けだらけで、とにかく参りました。CDウォークマンや、Tシャツのパチものなど小道具の使い方がうまい。結局、男は、男子のまま、女の手のひらの上でおどっている。
オム・テウンは、すごい建築士だ。金魚のコンクリートの活かし方とかがすごい。(大改造!!劇的)ビフォーアフターか!とつっこんだ。

同世代感があり、待ってました!、という感じの映画です。
自分の初恋は、バスケ部の後輩。写真は全部とってある。会話は数回しかしたことなくて、告白はしてないです。
他の男子とつきあっていたみたい。だから、映画のなかで主人公が模型をぶっ壊す気持ちがわかる!
この映画のなかにでてくる主人公の友達は、自分が中学生の頃のスガワラ君にソックリ!恋愛先生。
2回観ると更に面白いので、何回も観てください!!

【新保友映さんコメント】
お母さんの「30年住んでいる」など家にまつわる言葉がささる。家にはいろいろな思い出が住んでいる。
初恋は、中3で相手は高校生。電車でカセットウオークマンを一緒に聞いた。ギターのピックをもらって、今もとってある。なので、初めてこの映画を見た後、わーっとなった。その時、人から「目がキラキラしている」と言われた。