熱狂的ファンを持つNHKの人気番組が豪華キャストを迎え、待望の映画化となった『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』が、8月31日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国公開いたします。

この度、6月9日に滋賀県近江八幡市安土町で実施された「あづち信長まつり」に、要潤、夏帆、中尾浩之監督が参加しました。「あづち信長まつり」は、本作の舞台ともなっている、謎の焼失をとげた安土城跡でおこなわれるお祭り。織田信長や、豊臣秀吉、徳川家康ら、名だたる戦国武将が馬に乗って武者行列に参加するなか、要扮するタイムスクープハンター・沢嶋雄一も武者行列に参加!その後の要、夏帆、中尾監督がスペシャルトークショーを実施し、「等身大フィギュア・沢嶋君」も披露されました。

その後、彦根ビバシティシネマにて試写会イベントが行われ、200名の客席が満席となり、会場はおおいに盛り上がりました。試写会にはサプライズゲストとして、ひこにゃんも登場!要は「お忙しいところすみません!(笑)」とねぎらいの言葉をかけ、夏帆は観客と共に「かわいいー!」と声を上げていました。

ご挨拶

要さん:昨年の9月末に撮影をしておりまして、およそ1年ぶりにこの地を踏みました。相変わらず皆さんあたたかくて、大変感動しています。短い間ですがよろしくお願いします。故郷に戻ってきたという感じです。本当はもうちょっと西ですけど(笑)

夏帆さん:こんなにたくさんの人にお越しいただいて、感激です。要さんも言っていましたが戻ってきた感じでうれしいです。

監督:昨年は台風の中だったのでとてもハードな撮影でしたが、地元の皆さんにやさしくしていただき、美味しいものも振る舞っていただき、エキストラの方々もすごく熱演してくれたので、こうして皆さんとまたお会いできて感動してます。
 
映画について

監督:何よりも、安土城趾で(安土城の)撮影をできたのは史上初ということで、安土の皆さんのおかげです。その映像が大迫力!それを見ていただくだけでも価値があると思います。

要さん:現在放映中のTV版は沢嶋の主観がメインなので、私が映っていないシーンが多いのですが、映画版は客観的な目線も多くあるので、私がふんだんに映っています!ちなみに、沢嶋の視点からの撮影シーンでは映らなくても、必ずカメラの横にいるようにしています。 

夏帆さん:すごい現場でした。今まで私が経験したことのないことがたくさん。カメラテストがなく、現場に入ったらすぐに始める。カット割りもなく流れで撮る感じでした。

要さん:夏帆さんとの掛け合いで、アドリブのところとかもあって、素が出過ぎてカットになったぐらい(笑)

夏帆さん:あまりに流れにのって撮影が進んでしまうので、本当に撮影できてるのかな?と不安に思ったくらいです。

監督:地元でエキストラに協力してくださった方々があまりに上手だったので、役者さんのように演技を付けちゃいました。
 
撮影ロケのエピソードについて

要さん:近江牛、最高でした。今日も屋台の串焼を5本も食べました。牛1頭はいけるかもしれない。フナずしは置いといて(笑)近江米とか美味しいものがいっぱいです。炊き出しもたくさんしていただき、滋賀が大好き!住みたい!納税したいくらい!

夏帆さん:近江牛がおいしいです。炊き出しもうれしかったです。

要さん:台風の時に安土城の石段でロケをしました。滝のように石段の上から雨が流れて来て風もすごくて、その中を私、夏帆さん、時任さんの3人が駆け上がるシーンを撮影したのですが、本当にすごく臨場感あふれたシーンになりました。本物、天然(自然)の雨なので。本当に安土はいいところ!

監督:史実的にもその日(安土城焼失の日)は雨が降っていたらしいので、狙い通りです。

夏帆さん:石段を上っている時に本当に転んだりしてたんですけど、使われてたのかな?

要さん:使われてた(笑)持ってますね、皆さん!そのときは、ロケ地に人っ子一人もいなかったので、今日はこんなにたくさんの人で溢れていてびっくりです。どこにいたんでしょう。僕は「タイムスクープハンター」はシリーズ通して6年間もやってるんです。役者人生
12年の半分ですよ!それくらい思い入れのある作品。是非観てください。沢山の人が観てくれたら、パート2ができてまたここに戻って来れます。そしたら、ふんだんに納税しちゃいます!(笑)いつ観るんですか!?今でしょ!(林先生風に)まだ公開してないけど(笑)
 
最後に一言

要さん: とても面白い映画です。想いを込めてつくりました。想い入れ過ぎるぐらい想いを込めてつくりました。まるでジェットコースターの様な映画です。是非ご家族皆さんで楽しんでください。

夏帆さん:本当に面白い映画になったと自信を持って言える映画ですので公開まであと2カ月。盛り上げていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

監督:TV版のコンセプトを踏まえつつ、今までの日本映画にない作品になりました。専門的なことを言えば、こういったストーリーの組み立て方は今の日本映画にはないと思います。脚本にも自信があります。音楽も素晴らしいです。TVでは味わえないサウンドですので、是非劇場で体感してください。