この度公開いたしました『DANCE EARTHーBEAT TRIPー』では、言葉やカルチャーの異なる世界7ヶ国(スペイン・イビサ島、タンザニア、ケニア、バリ、インド、ジャマイカ、アメリカ・ニューヨーク、シカゴ)を、「サーファーが世界中の波を求めてサーフトリップするように、ビートを求めて旅をする」姿に密着。東京では6月8日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて1週間の限定公開、以降全国各地で順次上映となります。

本日、公開を記念して行ったEXILE USA本人による舞台挨拶は発売と同時に即完売となり、熱狂的なファンの方達に囲まれ会場は大盛況となりました。

イベント名:『DANCE EARTHーBEAT TRIPー』東京上映・初日舞台挨拶
日程:6月8日(土)12:35〜12:55舞台挨拶(20分)
場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン6(180席)港区六本木6-10-2六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内
登壇ゲスト:EXILE USA
MC:金ヶ江悦子

■ごあいさつ
本日はお忙しい中足を運んでいただきありがとうございます。
『DANCE EARTHーBEAT TRIPー』は、世界中をダンスで旅するという映像を巨大スクリーン、大音量でみなさんにお届けしたかったので今日は本当に嬉しいです。

■“DANCE EARTH”をはじめたきっかけについて
2006年からはじめたので、もう8年目です。
書籍3冊、絵本2冊も出して、劇場公開も出来て、さらに活動の幅が広がってきました。
もともと、世界中で踊りたい、世界のビート全てを乗りこなしたいという夢があり、
ちょうどEXILEの節目の年でいろんな変化があったので、自分自身がひとりの男として、
ひとりのダンサーとして何ができるだろうと考えたとき、
やっぱり「世界で踊りたい」という気持ちが真ん中にあったので飛び出しました。
活動を始めてから映画にしたいと思っていたわけではなくて、
世界でいろんな景色をみたり音楽を聴いたり、いろんなすごい踊りに出会った時に、
これはみんなに見せたいなって強烈に思うようになりました。
本にしたり映画や舞台にしたり、いろんな冒険が表現に変わるというのをライフワークとしてずっと続けていこうと思ったのがきっかけでした。

■印象に残っている国について
タンザニアでは、マサイのジャンプを体験しました。
マサイには儀式というか、20歳を迎えた成人が旅をする文化があるんですけど、
旅に出る前、気合いを入れるために、ジャンプをしてダンスをするんです。
今回は、人類のルーツとなったと言われている場所から、世界最先端のビートにまで挑戦したので、
ダンサーにとってのグレートジャーニーを経験したと思います。

■NYダンス留学時代の思い出
留学というより、遊んで学ぶ遊学というか(笑)。
その当時の僕にとって、ダンスがうまくなる為の最速の方法でした。
クラブに行って踊りまくるという、スタジオに行って練習するよりは、実践。
武者修行みたいなものでしたね。
映像にも写っていますが、当時ヒゲ面のまっちゃん(MATSU)と小さいベッドで一緒に寝たり(笑)。
エアコンも壊れていて暑かったので、扇風機を買ったんですが、
日本にあるような首が動くものではなかったんです。
寝る時は、まっちゃんに近いほうに置いてあったので、なかなか僕のところまで風が来ないんですね(笑)
風があたるので、まっちゃんは“弱”にするんですけど、
僕は暑くてしょうがないのでそーっと起きて“強”にしてました。
一応先輩なので起さないように気を使いながらそーっと“強”にするという、生活を1ヶ月半くらいしましたね。

■今後の“DANCE EARTH”
世界に飛び出して気がついたんですが、日本には世界で一番くらい祭りや踊りが多い。
八百万の神が日本には存在する、木にも水にも「全てのものに神様が宿っているんだよ」という
素晴らしい教えがあって、神様の数だけ踊りがあると思うので、今年は日本を回りたいと思っています。

■最後に
『DANCE EARTH』の書籍が、中国、台湾、韓国と三言語に翻訳されて出版されました。
あとは、グローバル ダンス エンターテインメントと題して世界に通ずるようなダンスの舞台を今年スタートさせたんですが、
来年第2弾も始まります。
ダンスは世界中のどんな人が見ても感動できるものなので、世界にも飛び出していきたいです。
がんばりますので、是非見に来て下さい。
あと、3つくらいアイデアがあるんですけど、それはまた今度発表します(笑)