映画『カミハテ商店』アルマティ国際映画祭(カザフスタン)最優秀作品賞受賞!
高橋惠子が23年ぶりに映画主演を果たした『カミハテ商店』(全国順次公開中)が5月31日から6月4日
までカザフスタンの最大都市アルマティで開催された、第11回アルマティ国際映画祭(Almaty International Film Festival)で[インターナショナルコンペティション部門]にノミネートされ、見事[デビュー部門]
の長編劇映画最優秀作品賞を受賞した。
映画『カミハテ商店』が、第11回アルマティ国際映画(会期:5/31-6/4)の長編劇映画デビュー部門のコンペティションに選出され、主演の高橋惠子、山本起也監督が映画祭に参加。
アルマティ国際映画祭は若手クリエーターの活動を支援し、機会を提供することを目的にした映画祭。今回ドイツ、スペイン、イタリア、中国など32ヵ国、合計980本の中から選ばれた55本の作品が賞を競った。
コンペティション部門では、デビュー部門、若手部門、学生部門、アニメーション部門があり、『カミハテ商店』はデビュー部門の6作品の中、見事、長編劇映画最優秀作品賞を受賞した。
グランプリはイラン映画『Daughter…Father…Daughter』(監督Panahbarkhoda Rezaee)。
本作は、島根県の全面協力のもと、京都造形芸術大学学生と第一線のプロのスタッフ・キャストがタッグを組み制作した北白川派映画の第3弾。いつしか自殺の名所となった断崖絶壁の傍で寂れた商店を営む主人公の目を通し、人間の死生観への真意をなげかける濃厚な人間ドラマ。共演に寺島進。
『カミハテ商店』は昨年、11月に東京を皮切りにスタートし、現在全国順次公開中。6月8日(土)より横浜
シネマジャック&ベティでの上映が控えている。
【北白川派(北白川派映画芸術運動)】…
映画を通して新たな芸術運動のを上げるために、京都造形芸術大学映画学科から立ち上がった一大プロジェクト。映画学科が一丸となりその全機能を駆使しながらプロと学生が共同で毎年一本の劇場公開作品を完成させて発表。
第2弾作品からは配給・宣伝にも学生が参加している。
第1弾作品:木村威夫監督『黄金花 秘すれば花、死すれば蝶』(08年公開 主演:原田芳雄・松坂慶子)
第2弾作品:高橋伴明監督『MADE IN JAPAN こらッ!』(11年公開 主演:松田美由紀)
第3弾作品:山本起也監督『カミハテ商店』(12年秋公開 主演:高橋惠子・寺島進)
第4弾作品:林海象監督『彌勒 MIROKU』(13年夏公開 主演:永瀬正敏・井浦新)
第5弾作品:福岡芳穂監督『正しく生きる-OVER THE RAINBOW-(仮題)』(14年夏公開予定 主演:岸辺一徳・柄本明)