6月5日本日より発売となります、本年度アカデミー賞で最多4部門(監督賞、撮影賞、視覚効果賞、作曲賞)を受賞し、あの『アバター』のジェームス・キャメロン監督も絶賛したサバイバル・アドベンチャー『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のブルーレイ&DVDの発売記念イベントが開催され、芸能界・お笑い界をサバイバルし続ける小島よしお(32)、「髭男爵」のルイ山田53世(38)、ひぐち君(39)、ヒロシ(41)の“一発屋”芸人たちがゲストで登壇、全員本作の主人公パイのようにお揃いのターバン姿でステージに現れた。

  『アバター』を凌駕する映像美について小島よしおから「スケールがでかい!イルカとかトビウオが跳ねるシーンが壮大で『アバター』に負けてないんじゃないかと思いました。」
と語り、作品の印象について髭男爵の山田ルイ53世から「最後のオチがすごく考えさせられる。2回観たくなる作品です。僕らはコンビで芸能界を漂流しているようなものなので、感慨深かったですよ。」
と本作をPR。また売れない時代のサバイバル生活については小島から「彼女と一緒に住んでいて、ハムスターを飼っていたのですが、彼女が買ってきたハムスターのエサに手を出しました。」
ヒロシからは「僕は今の方がキツいんです。この間落ちていたガムを拾い食いしました。」
というエピソードが飛び出した。また、司会者からそれぞれ再ブレイクをかけて新ネタを会場にいるマスコミの前で披露して欲しいというお願いが入り、即興で新しいギャグを披露。ひぐち君は、W杯出場をかけたサッカーの試合を観て思い付いたという“ひぐちカッター”ならぬ“ひぐちサッカー”を披露。だが会場は冷たい反応を示した。

  最後に本作のリリース記念として、タイトルの『ライフ・オブ・パイ』にちなみ、特製「アップルパイ」がステージに登場、その中にカラシ入りのものが4つ中3つ入っているロシアン・ルーレット・パイに全員で挑戦し、見事当てたヒロシが作品のPRを行った。他の3人は「カラシ入れすぎ!」と悶絶しながら叫んでいた。

  また取材に来ているマスコミから「スギちゃんもこの枠(一発屋)にそろそろ来そうですが、案外1人仕事していますね」と問いかけられると、小島が「正直羨ましいです。何年後かには一緒にこの枠で出たいなと思っています」とエール(?)を送り、山田ルイ53世が「サンミュージックはこの手のパイが多いんです。ダンディさんとかもいますしね。マスコミのみなさん、このくくりで我々をどうぞよろしくお願いします!」とコメントし、ちゃっかり自分たちのPR活動も行っていた。