3月29日全米で公開された『G.I.ジョー バック2リベンジ』。全米での大ヒットは瞬く間に世界に飛び火し、なんと公開2週目となる4月3日からの週末に、世界60ヶ国(全米を除く)で4,020万ドル(約40億円)をあげ、見事インターナショナルの週末興収ランキングで、2週連続でNo.1を達成した! 全米では4月14日に早くも1億ドルを突破、さらに4月16日時点の海外での興行成績は1億6,830万ドル(約167億円)に達し、早くも1作目の海外の最終興収である1億5,226万ドル(約149億)を抜き去った! まだまだ『G.I.ジョー』旋風は収まることなく、記録尽くめの興行となることは間違いない!

 本日、菜々緒さんのレディ・ジェイ役公開アフレコ、オリラジ中田さんによるスネークアイズは誰だ?キャンペーンに続き、一連のG.I.ジョーJAPAN計画のゴールとなる、宍戸錠さんによる“ジョー司令官就任”イベントが行われた。
 
 世界最強の特殊部隊G.I.ジョーを束ねるトップは初代ジョーことジョー・コルトン司令官。ジョー・コルトンは、1964年よりG.I.ジョーに入隊し、現在は歴戦の猛者たちを束ねるリーダーとして君臨する。そんなコルトンに匹敵する、G.I.ジョーJAPAN司令官として、数々の偉業を持つ宍戸錠さんが選ばれた。
 白いパンツに紺のジャケットという出で立ちでマスコミの前に現れた宍戸さん。その姿からは、司令官という重責すら顧みない圧倒的な貫録がにじみ出ていた。

 ジョー・コルトンと宍戸さんのどちらが司令官に相応しいかを争うjoe対ジョー対決。1961年の「ろくでなし稼業」より“エースのジョー”との異名を持つ宍戸さんは、「ジョー・コルトンは64年だろ?俺は1933年生まれでその頃から“ジョー”と呼ばれてたぜ!」と、自分が元祖であることをアピール。また二人のデビュー時期に関しても、ジョー・コルトンは1960年に合衆国グリンベレー入隊に対し、宍戸さんは1954年の「警察日記」で銀幕デビューを飾っていることから、「俺の方が6年先輩じゃねーか。警察日記は、大学一年の時に守繁久彌、三國連太郎、伊藤雄之助、杉村春子と出た。粗相の多いメンバーだったな〜。」と余裕の発言。最後は、本編でジョー司令官を演じたブルース・ウィリスの等身大パネルが運ばれ、ブルースとの対決に。ダイ・ハードを始め、数々の大ヒットをとばす、ハリウッドのアクション番長ブルースに、流石の宍戸さんも臆するかと思いきや、「俺は400本以上出てるからな。まー細かい数は覚えちゃいねーや。でも、ブルースのダイ・ハードは良かった。自分を売り出そうとする役者の顔つきで、いい顔してたな〜。そういう役者の顔をみんな見てくれ!!」と、ブルースをかばう男気をみせた。満場一致で司令官就任かと思いきや、そこにG.I.ジョーの一番人気にして先日中田敦彦さんが正体を明かしたスネークアアイズが現れ、実戦での勝負を挑んだ。
 
 スネークアイズが挑んだ勝負は早打ち対決で、“ファストドロウ”とうい競技。ファストドロウは風船の上に電球が付いており、それが点灯したと同時にホルスターから銃を抜き、発砲し風船を割る競技で、世界一競技時間の短いスポーツと言われている。

 先攻はスネークアイズ。点灯と同時にホルスターを抜くが、俊敏な忍者らしからぬ動きでもたつくスネークアイズ。そんなスネークに「遅いな」と宍戸さん。結果スネークアイズは1,235秒だった。そして後攻の宍戸さん。ランプが点灯するかしないかという絶妙なタイミングでホルスターから銃を抜き、撃鉄を上げると同時に発砲。そのあまりに素早い身のこなしにスネークはただただ呆然とするばかり。タイムはなんと、早すぎた為、計測不能!こうして晴れてG.I.ジョーJAPANの司令官に就任することとなった。

 全てのメンバーが集結したG.I.ジョーJAPAN。来る5月27日のイ・ビョンホン(ストームシャドー)対宍戸さんを始めとするG.I.ジョーJAPANの対決に日本中が注目する!

イベントでの宍戸さんコメント
イ・ビョンホンは本当に素晴らしい!彼はハリウッドで絶対成功するよ!俺が保証する!!
銃を持つのは久しぶり。早撃ちは衰えましたね〜。
司令官の役は昔ずいぶんやったね。下田での撮影では死ぬかと思った程のシーンも撮ったよ。でも、司令官はただの兵隊だから、俺は殺し屋の役の方がいいなー。
女性の数は少なくなったね〜。